F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、南アフリカのキャラミにF1を復活させる計画について地元の有力者と話し合うため、同国に滞在している模様だ。

 ドメニカリは、6月12日に行われたF1第8戦アゼルバイジャンGPの終了後すぐに南アフリカへ飛んだ。1979年のF1世界チャンピオンであるジョディ・シェクターの甥で、南アフリカのF1開催を復活させるためキャラミにグランプリを誘致する活動を率いているウォーレン・シェクターと会うためだ。

 シェクターはこれまで数年間にわたり、南アフリカでF1世界選手権を開催する計画を先頭に立って進めてきた。しかし、リバティ・メディアがアフリカ大陸に足場を築くことへの関心を高めたのは、最近のことだ。

『RacingNews365』によれば、ドメニカリは今週前半に政治家や地元当局者たちと会談を行う予定だという。早ければ2023年にもキャラミでF1を開催できるのかどうか、実行可能性を評価するためだ。

 過去に22回のF1レースが行われた、南アフリカGPの歴史的なホームというべきキャラミ・サーキットでは、何年もかけてコースの改修が行われてきた。しかし、FIAのグレードを2から1に引き上げ、グランプリ開催の資格を持つためには、新装のコースに追加でインフラ設備変更を施す必要がある。

 キャラミに2023年からF1を復活させるという計画は、かなり楽観的に見える。言うまでもなく、仮に来年の開催計画が実を結ぶとすれば、他のF1レースが今後どうなるのかがあらためて問われるからだ。

 すでにF1は、2023年のスケジュールにオースティンとマイアミに続くアメリカで3番目の開催地としてラスベガスを加えている。しかし、モナコ、フランス、ベルギーの3レースについては、今のところ来年のF1開催契約は結ばれていない。