ミド・オハイオ・スポーツカーコースで開催されているNTTインディカー・シリーズ第9戦。2日に行われた予選は、パト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)が今シーズン初となるポールポジションを獲得した。

 佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)はQ1で敗退となり、19番手から決勝レースに挑む。

 インディ500からの連戦を終え、3週間ぶりに開催されるインディカー。シーズン後半戦のスタートとなるのはミド・オハイオ・スポーツカーコースだ。

 前日のプラクティスはランキング3位のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がトップタイムを記録。ニューガーデンは予選前のプラクティス2でも3番手と速さを見せる。


 ふたつに分かれて走行が行われる予選Q1。グループ1は、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がトップに立つも、エリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング)の走行を邪魔したことでペナルティが科せられ、トップタイム抹消となりQ1敗退。スコット・マクラフラン(チープ・ペンスキー)がトップでQ2に進出した。

 チームメイトのデイビッド・マルーカスがQ2に進出するも佐藤琢磨はタイムを伸ばせず10番手で敗退。ポイントリーダーのマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)も7番手でQ2進出を逃す。

 グループ2は、フェリックス・ローゼンクヴィストがトップ、2番手にオワードとアロウ・マクラーレンSPがワン・ツーでQ2進出。ルーキーのカイル・カークウッド(AJフォイト)が6番手となり、プラクティスで好調だったニューガーデン(チーム・ペンスキー)は、クリアラップをなかなかみつけることができず7番手でQ1敗退となる。

 12台で上位6台を争う予選Q2。アロウ・マクラーレンSPの2台が速さを見せるも、最後にマクラフランが1分6秒5341を記録。ローゼンクヴィストのタイムを0.0097秒差で逆転しトップ通過を果たす。


 4番手にスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、5番手にコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)、シモン・パジェノー(メイヤー・シャンク・レーシング)が6番手でQ3に進出した。

 ポールポジションを争うQ3ファイアストンファストシックス。まずはオワードがひとりアタックを開始しトップに立つ。オワードはラストアタックでタイムをさらに伸ばす1分6秒7054を記録。

 マクラフランも1分6秒台で迫るも0.1328秒届かず、オワードが通算5度目となる今季初ポールポジションを獲得した。


 今シーズン9戦で9人目のポールポジションとなったオワードは、「僕たちにとって良いセッションになった。最初のふたつのセクションではラップをうまくまとめることができなかったが、3回目はいいラップを走行することができた」

「車は素晴らしかったよ。(昨日は)最高の状態でトラックを走行することができず、一晩でいくつかの変更を行ったんだ」

「ここはトラックポジションレース。これまでの(予選)最上位は15番手だったから、1番手は間違いなくはるかに優れているよね」とコメントしている。