7月16日、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の公式予選が富士スピードウェイで行われ、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が今季初ポールポジションを獲得した。

 フロントロウ2番手には坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が続き、ランキングリーダーの野尻智紀(TEAM MUGEN)が3番手に。シリーズランキングで野尻を追う平川亮(carenex TEAM IMPUL)は6番手タイムを記録したが、走路外走行のため採択されず、結果は11番手となった。

 週末は悪天候が予想されていた富士スピードウェイ。特に予選日は時折強い雨に見舞われ、午前中のフリー走行は開始から55分で赤旗が掲示され、そのままセッション終了となった。予選開始となる15時10分以降も強い雨が予想されたため、予選方式がノックアウト方式から30分間の計時予選へと変更になった。

 天気は徐々に悪くなっていく予報だったことから、セッション開始と同時にほとんどの車両が一気にコースイン。気温は22度、路面温度は24度と低めで、路面の水の量も多く、野尻がTGRコーナーでわずかにコースをはみ出してしまう場面も見られた。

 ピット位置の関係で、先頭でコースへ入っていった関口は、計測2周目に1分35秒951をマークしてトップに立つ。続いて平川が1分39秒396で2番手につけたが、すぐに坪井が1分36秒858で平川をしりぞけ2番手に。大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分37秒352で3番手に入ったが、野尻が1分37秒240でこれを上回った。

 開始から6分が経過したところで、小林可夢偉(KCMG)がGRスープラコーナーでクラッシュ。セッションは赤旗中断となった。15時26分に再開すると、平川が関口をかわして先頭でアタック。1分38秒277に自己ベストタイムを更新し5番手に入る。雨脚がやや強まったか、トップタイムの更新はならなかったが、TCS NAKAJIMA RACINGの2台や阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)が自己ベストを削っていった。特に阪口は、周りが1分39〜40秒台で周回する中、計測7周目に1分37秒881で9番手へ、翌周にはさらに1分37秒278までタイムを縮め、4番手へと食い込んできた。

 残り時間が6分になろうかというところで2度目の赤旗が掲示された。これは、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM'S)が13コーナーの立ち上がりでストップしてしまったためだ。車両が回収されると15時49分にセッション再開したが、最下位と同時に小康状態だった雨が再び強まり、路面は一気にヘビーウェットコンディションに。先頭でコースインした平川がダンロップコーナーで飛び出してしまうなど、タイム更新は難しい路面状況になってしまった。

 雨はさらに強さを増し、残り時間が1分29秒になったところで3度目の赤旗が掲示され、セッションはここで終了。序盤にトップタイムをたたき出した関口が、自身6度目、昨年の第4戦SUGO大会以来、約1年ぶりとなるポールポジションを獲得した。

 同じく序盤のアタックで2位につけた坪井は今季ベストグリッド獲得。3位には野尻が入った。平川は6位タイムを記録したものの、走路外走行と判定され、当該タイムが採択されず、11位となった。天候は回復すると予想されている決勝日。41周で争われる第6戦決勝は、明日17日の14時30分にスタートの予定だ。