ホンダの北米ブランドであるアキュラが2023年に向け開発中の新型LMDh車両『ARX-06』が、フランスのマニクールにおいて、初のサーキットテストを完了した。

 ARX-06は、現在DPiクラスでARX-05を走らせているウェイン・テイラー・レーシングと、メイヤー・シャンク・レーシングの手により、来季のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスにデビューを飾り、ポルシェ、BMW、キャデラックのLMDh車両と競うこととなる。

 7月15日にポール・リカールサーキット近くのル・カステレ空港で予備的なシェイクダウンを行ったオレカシャシーをベースとする車両は、フランス北部へ移動し土曜・日曜の2日間、初となるサーキットテストを実施した。

 HPDホンダ・パフォーマンス・デベロップメントの車両性能エンジニアであるマット・マクマリーと、ウェイン・テイラー・レーシングのドライバー、リッキー・テイラーが交代でステアリングを握った。

 また、このマニクールのテストでは、ナイトセッションでの走行も行われたという。

 HPD社長兼テクニカル・ディレクターのデビッド・ソルターズは、「もちろん、まだ始まったばかりだが、先週のポールリカールでの最初のシェイクダウン走行と、夜間走行を含むこの土日のテスト結果には、とても満足している」と語っている。

「オレカ、HPD、ウェイン・テイラー、メイヤー・シャンクの各組織は、この初走行の準備と実施に非常によく協力してくれた。これからが本当の意味で大変な仕事になるね!」

 アキュラはこれらテストの状況に加え、カモフラージュ・カラーリングを施したARX-06のサーキット走行画像を公開した。シェイクダウンの際の画像では確認することができなかったフロントエンドについても、実車の写真として初めて公開されており、現在のDPi車両と共通したイメージとなっている。