2022年F1第12戦フランスGPのフリー走行2回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

 フランスGP初日は終日青空が広がり、FP2開始時点の現地時間午後5時の気温は30.8度と、FP1がスタートした午後2時より、さらに暑くなっている。路面温度も55.5度。幸い、南仏名物の強風「ミストラル」は、吹き荒れていない。前戦オーストリアGPでエンジンブローを喫したサインツは、3基目のCE(電子制御ユニット)を投入したため、10グリッド降格が決まっている。

 開始後13分、ケビン・マグヌッセン(ハース)がトップタイムを叩き出して、速さをアピールする。しかしすぐに同じミディアムタイヤのジョージ・ラッセル(メルセデス)が、コンマ5秒以上の差をつけて首位を奪った。さらにピエール・ガスリー(アルファタウリ)がコンマ2秒差で2番手に。しかし角田はFP1同様、チームメイトとの差をなかなか詰められず、トップ10内に入れずにいる。

 FP1で縁石に強打してフロア下にダメージを負ったフェルスタッペンが、開始後19分にようやくコースイン。最初のアタックラップでいきなり1分34秒172でトップに立った。ただしルクレールとの差は、0.010秒と僅差だ。角田はミディアムでの6周目に、ガスリーからコンマ3秒まで迫り、順位も8番手に上がった。

 開始後22分、それまでガレージに留まっていたサインツが、最初からソフトタイヤを履いて1分33秒322のトップタイム。2番手フェルスタッペン以下に、コンマ8秒以上の大差をつけた。ルクレールもセッション折り返しのタイミングでソフトに履き替え、1分33秒136で再びトップに立った。しかしサインツが1分32秒527で巻き返した。セバスチャン・ベッテル、ランス・ストロールのアストンマーティン勢もソフトを履き、暫定5、6番手につけている。

 その後ほぼ全車がソフトでコースに向かい、ガスリーが4番手。しかし3番手のマグヌッセンには、0.03秒及ばない。そしてやや遅れてソフトで出て行ったフェルスタッペンだが、サインツからコンマ5秒落ち、2番手ルクレールからもコンマ4秒遅れの3番手に留まった。「セクター1でアンダーステアがひどい」と、訴えている。チームメイトのセルジオ・ペレスも、首位サインツから1秒5遅れの10番手と精彩を欠いている。

 後半15分は、中古タイヤでのミニロングラン。フェラーリ、メルセデス、アルピーヌ、アルファタウリ、アルファロメオは2台ともミディアム、マクラーレン、アストンマーティン、ウイリアムズはミディアムとハードを分担した。唯一ハースだけが、ミディアムとソフトのロングランを試している。短い周回とはいえ、ミディアムのロングランはフェルスタッペンが速い。

 このセッション、トップはサインツ、2番手ルクレール、フェルスタッペンはコンマ5秒落ちの3番手、4、5番手がラッセル、ルイス・ハミルトンのメルセデス勢。6番手ノリス、7番手ガスリー、8番手マグヌッセン、9番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)、10番手ペレス。角田はガスリーからコンマ6秒落ちの14番手。ただしミディアムでのロングランは、安定したラップを刻んでいた。