2022年F1フランスGPの土曜予選で、フェラーリのカルロス・サインツは9番手だった。金曜時点でサインツのパワーユニット(PU)にコントロールエレクトロニクス3基目が入れられたことで10グリッド降格ペナルティを受けることが決定していたが、土曜になって、フェラーリがさらなる新エレメント投入を行ったことが明らかになった。ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの4基目が投入されたことで、サインツは日曜決勝を最後方グリッドからスタートすることになった。

 フェラーリは、予選でサインツにチームメイトのシャルル・ルクレールをサポートする役割を課し、サインツはQ3まで進んで、ルクレールの2回のアタックラップでトウ(スリップストリーム)を与え、ルクレールのポールポジション獲得に貢献した。チームもルクレールも、サインツの貢献を称えている。

 サインツは、暫定グリッドでは、同じくパワーユニットペナルティを受けるケビン・マグヌッセン(ハース)のひとつ前の19番手が割り当てられている。

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 2番手(1分32秒626:ソフトタイヤ/14周)
予選 9番手(Q1=3番手1分32秒297:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分31秒081:ソフトタイヤ/:Q3=9番手ノータイム)

 明日僕はペナルティを受けるから、今日の仕事は、チームが最大の結果を出すために助けることだった。予選でとても良い仕事ができたよね。

 Q1とQ2をそれぞれ1回のアタックラップで通過して、Q3ではシャルルにトウを与えるという計画だった。そのプランをチームとして完璧にこなした。そのことがうれしいし、自分に速さがあり、今週末はずっと快適に走れていることに満足している。Q2では限界を試すためによりプッシュしてみたら、とても速いタイムが出た。

 もちろん通常の形でセッションを戦えればその方がよかったが、ポジティブな面に目を向けたい。僕たちは正しい方向に進歩し続けているんだ。

 明日は簡単なレースにはならないだろうけど、楽しみにしている。ポジションを上げていくなかでタイヤを慎重に労わる必要がある。戦う準備はできているよ!

(予選後の会見で語り)残念ながら、シーズンのなかでマシンのフィーリングがベストな時にペナルティを受けることになった。今週末の僕は、コース上で最速のひとりだと思っている。だから、決勝でポジションを上げていけるはずだよ。ハードタイヤとミディアムの感触はどうか、このフロントタイヤで前のマシンに近づいてオーバーテイクするのはどれぐらい難しいか、他のマシンについていくとどれぐらいオーバーヒートで苦しむか、そういう要素にすべてがかかってくる。でもマシンに自信を持っているし、ベストを尽くすつもりだ。