2022年F1フランスGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位でフィニッシュ、2位のルイス・ハミルトンとともにメルセデスにとって今季初のダブル表彰台を達成した。

 6番グリッドからスタートし、レース中盤以降は4番手を走行。3番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)との激しいバトルのなかで、41周目にターン8でラッセルが仕掛けた際に軽い接触が起きたが、その際はペレスが前をキープ。しかし、レース終盤、バーチャル・セーフティカー(VSC)出動後のリスタートで、ラッセルはペレスを抜き、3位を守り切ってフィニッシュした。

 今回、バーチャル・セーフティカー導入時、レースコントロールのシステムにトラブルが発生したことで、「VSCエンディング」のメッセージが全車に送られた後に通常の時間内にVSCの表示がグリーンに変わらず、セーフティカーピリオドが継続し、自動的にバックアップシステムが立ち上げられた後、2度目のメッセージが送られた。これにより、ペレスはリスタートのタイミングに混乱があったと認めている。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=3位
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 長く、タフなレースだった。ペースは強力だったけれど、リスタートでタイヤのウォームアップにとても苦労した。チェコ(ペレス)は本当に強かった。チェッカーフラッグを受けることができ、しかも3位を獲得できてうれしい。

 僕たちは大きく進歩したけれど、予選でのパフォーマンスについては一貫性が欠けているので、向上を図る必要がある。それに、タイヤのウォームアップでも苦労していて、今日のリスタートでもその問題に直面した。

 今日のレースペースはまずまずで、トップに近づきつつある。マシンのパフォーマンスを改善するため、全力を尽くしていく。正しい方向に進んでいると信じているから、今後のレースが何をもたらしてくれるのか、楽しみだ。進歩しつつあり、これからさらに向上していけるだろう。ブラックリーとブリックスワースのファクトリーで、努力し献身的に作業に取り組んでくれている皆に感謝したい。

(バーチャル・セーフティカー明けのリスタートについて語り)それが僕にとって大きなチャンスになると分かっていた。チェコにはVSCの間、乱れが見えたので、完璧なタイミングで仕掛ければ、前に出るチャンスがあると思ったんだ。僕が加速し始めた時、彼はまだデルタタイムを守るためにブレーキを踏んでいたので、オーバーテイクを仕掛けることができた。チャンスを見つけて、つかみに行った。前に出た時には最高の気分だったよ。その前にオーバーテイクを仕掛けたときにはポジションを維持できなくてがっかりしていたからね。