7月29日に行われた『トタルエナジーズ・スパ24時間』のスーパーポールで、最速タイムを記録したオレンジ1・KAXレーシングの6号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ(アンドレア・カルダレッリ/ジョーダン・ペッパー/マルコ・マペッリ組)に技術的違反が発見された。これにより6号車ランボルギーニは当該セッションのタイム抹消とペナルティによってグリッド降格に。加えてチームには300万円を超える罰金が科されている。

 カルダレッリが金曜のスーパーポール・シュートアウトでファステストタイムをマークしたランボルギーニ・ウラカンGT3エボは、エンジン・パラメーターとエアフィルターがSROモータースポーツ・グループの最初の性能バランステストで使用したものと一致していなかったことが判明した。

 SROは、カルダレッリのベストタイム2分16秒221を含むスーパーポールのラップタイムをすべて抹消し、さらに決勝レースでの10グリッド降格を命じた。これはタイム抹消により20番手に順位を落とすランボルギーニが30番手から24時間レースをスタートすることを意味する。

 この裁定により、ポールポジションは2番手タイムを記録していた88号車メルセデスAMG GT3(AMGチーム・アコーディスASP)のラファエル・マルチェッロ/ダニエル・ジュンカデラ/ジュール・グーノンとなっている。マルチェッロを擁するASPメルセデスAMGは3年連続でスパ24時間の決勝レースをフロントグリッドからスタートすることになる。

 ランボルギーニ・スクアドラ・コルセがサポートするアメリカのK-PAXレーシングにも、当該の違反行為に対する制裁として2万5000ユーロ(約340万円)の罰金が科せられた。

 SRO技術代表は、「6号車のエンジンパラメータ(エアボックス圧力、競技車のECUチャンネルから取得した計算トルク)が、BoPテストで収集された数値と一致していない」と報告した。

「また、6号車が使用したエアフィルターがBoPテストで使用したものと一致していない」こともあわせて報告された。

「競技者の代表とランボルギーニの代表から話を聞いたスチュワードは、競技者がランボルギーニのオペレーション・マニュアルを遵守していることを認めた。しかし、データ分析および証拠写真を調査した結果、スチュワードはこれが上記レギュレーション違反であると判断し、それに応じて上記のペナルティを科す」