現地時間8月28日(日)、2022年FIA F2第11戦スパ・フランコルシャンのフィーチャーレース(決勝レース2)が開催され、アルピーヌ育成のジャック・ドゥーハン(ビルトゥジ・レーシング)が今季2勝目となる優勝。日本の岩佐歩夢(ダムス)は8位入賞、佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)は15位だった。

 スターティンググリッドは予選順位がそのまま反映されためポールポジションはフェリペ・ドルゴヴィッチ(MPモータースポーツ)。2番手にエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ・レーシングシステム)、3番手にはローガン・サージェント(カーリン)、4番手にドゥーハン。岩佐は13番手、佐藤は17番手スタートとなった。

 気温16.9度、路面温度21度のドライコンディション。1回のタイヤ交換が義務付けられている決勝レース2のフォーメーションラップは定刻どおりに開始され、白熱した戦いが幕を開けた。

 ドルゴヴィッチが抜群のスタートでホールショットを奪い、4番手のドゥーハンも素晴らしい蹴り出しでターン1のインに飛び込み一気にふたつ順位を上げて2番手に浮上。5番手スタートのデビッド・ベックマン(ファン・アメルスフォールト・レーシング)も3番手にポジションを上げ、フィッティパルディは2つ順位を下げてしまった。

 レースは序盤から混沌とする。ポイントランキング2位につけるテオ・プルシェール(ARTグランプリ)が3周目のラディオンでパワーダウンしケメル・ストレートをスロー走行。早々に勝負権を失うことになってしまった。

 タイヤ交換は8周目から活発化。上位勢では順位を落としていたフィッティパルディとサージェントが真っ先にタイヤを交換する。しかしサージェントはピットアウトのさいにピットロードを走行するマシンと接触しかけており、アンセーフリリースの審議が課されてしまう。

 9周目には素晴らしい追い上げで4番手まで順位を上げていたレース1勝者のリアム・ローソン(カーリン)もタイヤを交換。だがジャッキダウンする前にタイヤが空転する様子が確認されておりこちらも審議対象となる。

 10周目には3番手のベックマン、翌周には2番手のフェルシュフォーがピットイン。首位を走るドルゴヴィッチは11周目にタイヤを交換するが、ピットアウト直後ドゥーハンに交わされてしまった。

 見た目上2番手を走行していたプライムタイヤの岩佐は16周目にタイヤを交換、17周目には暫定トップのフェルシュフォーがピットイン。これでドゥーハンが首位に返り咲き2番手ドルゴヴィッチ、3番手ローソンというオーダーで残り9周へと進んでいく。

 トップの順位変わらず残り2周となった24周目、リリム・ツェンデリ(カンポス・レーシング)がマシントラブルでコース外にマシンを停止。安全確保のためにバーチャル・セーフティカー(VSC)が一時的に発動された。前を行くライバルまで0.6秒差となっていた8番手の岩佐にとっては歯痒い展開に。

 VSC解除とともにドゥーハンがファイナルラップへ突入。このまま順位を守り切ってフィーチャーレース初優勝を飾り今季2勝目。ドルゴヴィッチが2位、ローソンが3位を獲得。岩佐はベックマンを抜けず8位でチェッカー、佐藤は15位フィニッシュとなった。

 第12戦ザントフールトは9月2〜4日に開催される。

■FIA F2第11戦スパ・フランコルシャン フィーチャーレース(決勝レース2) リザルト
Pos.No.DriverTeamTime/Gap13J.ドゥーハンビルトゥジ・レーシング25LAPS211F.ドルゴヴィッチ MPモータースポーツ1.94235L.ローソンカーリン8.714420R.フェルシュフォートライデント12.479522E.フィッティパルディチャロウズ・レーシング・システム20.48166L.サージェントカーリン21.266724J.ヒューズファン・アメルスフォールト・レーシング22.365817岩佐歩夢ダムス22.49898J.ビップスハイテックGP23.8991012C.ノバラックMPモータースポーツ24.746119F.ベスティARTグランプリ31.001121D.ハウガープレマ・レーシング37.471137M.アームストロングハイテックGP39.7561415R.ボシュングカンポス・レーシング40.683154佐藤万璃音ビルトゥジ・レーシング43.7181621C.ウィリアムズトライデント45.6831725A.コルデールファン・アメルスフォールト・レーシング52.2431823T.カルデロンチャロウズ・レーシング・システム57.3841916R.ニッサニーダムス1'02.827202J.ダルバラプレマ・レーシング1'46.3582114L.ツェンデリカンポス・レーシング3Laps--10T.プルシェールARTグランプリDNF