2022年F1オランダGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ポールポジションから今季10勝目を飾った。ファステストラップも記録、ドライバーズランキングでは合計310ポイントとし、2位シャルル・ルクレール(フェラーリ)との差を109ポイントに拡大した。

 ソフトタイヤでのファーストスティントでリードを維持した後、タイヤ交換後、ミディアムスタートでスタートしたメルセデス勢の後ろを走行。2台がピットインし、フェルスタッペンは再びトップに立つが、メルセデス勢は1ストップを目指しており、フェルスタッペンは1回多くピットストップを行う必要があった。しかしフェルスタッペンは48周目のバーチャル・セーフティカー導入時にピットイン、さらにセーフティカーが出動した56周目にソフトタイヤに交換。リスタートで、古いミディアムを履いたルイス・ハミルトン(メルセデス)を簡単に抜き去り、そのまま優勝を飾った。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位
1番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ハード→ソフト

 さまざまな出来事があり、一筋縄ではいかないレースだった。正しい判断をする必要があり、それをしたことで、最終的にすべてがうまくいった。

 メルセデスはハード側のコンパウンドでとても速かった。予想外のことだったから、僕たちとしては少し苦労することになった。僕たちはハードタイヤとの相性がそれほど良くなかったんだ。でもすべてをうまくやり、戦略的にも正しい判断をした。現場に来ているスタッフ、ファクトリーのスタッフ、全員が素晴らしい仕事をしたよ。

 ホームグランプリでの優勝というのは特別なことだ。今年は勝利を手に入れるために、より努力する必要があった。

 母国のファンの前でまた優勝することができて信じられない気分だ。素晴らしい応援を受けた。オランダ人であることを誇りに思うよ。


(レース後の会見で語り)簡単には行かないレースだっただけに、優勝できたことがより一層うれしい。終盤自分たちが望んでいた戦略でいけずに状況が難しくなっていたが、最後にセーフティカーが出た。それで僕たちにとってより競争力の高いソフトタイヤに履き替えることができたんだ。それによってトップに戻ることができた。

 僕の意見として「ハードタイヤは使わない」と言ったが、使わざるを得なかった。ハードタイヤだと、ミディアムタイヤを履いたメルセデスに比べて、ペースが少し不足していた。でもセーフティカーが出動し、ハードタイヤのままステイアウトするわけにいかないから、ピットインした。

 メルセデスがハードコンパウンドで速かったことに驚いた。僕たちは彼らほどハードを機能させることができなかった。でもソフトタイヤに戻せたから対抗できたんだ。