9月6日、スズキはフランスのポール・リカール・サーキットで9月17〜18日に行われるFIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間ロードレースに参戦するライダーラインアップを発表し、渡辺一樹が出場することが明らかとなった。また、渡辺は同日開催の全日本ロードレース選手権第7戦岡山は欠場することとなる。

 EWCに参戦しているヨシムラSERT Motulは、第3戦鈴鹿8耐に続き、最終戦のボルドール24時間でも渡辺を起用する。今大会では、グレッグ・ブラック、渡辺、シルバン・ギュントーリの3人と、リザーブライダー(第4ライダー)としてスパとボルドールテストに参加していたクリスチャン・イドンが登録され、チャビエル・シメオンは出場しないようだ。

 また、ランキングでは第3戦終了時点で127ポイントを獲得しており、2位と24ポイント差をつけている。そのため、昨年に続きチャンピオンを獲得する可能性が高くなっている。

「自分にとっては24時間というのは初めての経験になります。チャンピオンがかかったレースに出場できることで、自分が背負うものの大きさ、自分にかかってる比重が非常に大きくなってきているので、すごくやりがいを感じています」と渡辺。

「チームメイトのグレッグ、鈴鹿8耐の怪我が完全に治りきってはいないシルバンもしっかりと治してくると思うので、第4ライダーとして登録しているクリスチャン・イドンとも協力しながら、レースウイークをしっかり組み立て、ファクトリー活動としての最後の年をチャンピオンで飾れたらいいなと思います」

 チームディレクターの加藤陽平氏は、「グレッグ・ブラック、渡辺一樹、シルバン・ギュントーリとともに、タイトルを防衛するためにポールリカール・サーキットに向かいます」と以下のように意気込みを語った。

「3人のライダー全員が、最高のパフォーマンスを発揮できるよう良いコンディションで臨み、100周年のボルドール24時間に一緒に参加できることを楽しみにしています。また、スパ・フランコルシャンで一緒にテストしたクリスチャン・イドンは、今回もリザーブライダーとしてチームをサポートします」

「この4人のライダーとヨシムラSERT Motul全体が高いモチベーションを持っているので、ボルドールでチャンピオンを防衛するためにベストを尽くします」

 そして、7日にはボルドールと同日開催の全日本ロード第7戦岡山には、チームマネージャーの加賀山就臣が代役参戦することがYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINから発表されている。