9月9日(金)、静岡県の富士スピードウェイでWEC世界耐久選手権第5戦『富士6時間レース』のフリープラクティス2が行われ、ハイパーカークラスに参戦するトヨタGAZOO Racingの7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が最速タイムをマークし、初日のセッションを終えた。

 この日午前にスタートしたFP1に続いてのセッションとなるFP2は、15時30分スタートの90分間。予定よりも8分おくれとなる15時38分、曇り空のもと、気温24度/路面温度31度というコンディションでセッションは始まった。

 ハイパーカークラスのトヨタGAZOO Racingでは、7号車GR010ハイブリッドは可夢偉、8号車はブレンドン・ハートレーが最初にステアリングを握った。

 予選シミュレーションと見られるアタックを敢行した2台は、3周目に可夢偉が1分29秒948というラップタイムで首位に。ハートレーも1分30秒173で続いた。この時点で3番手のプジョー・トタルエナジーズ94号車プジョー9X8は1分31秒194というタイムだ。

 LMP2勢もセッション序盤にタイムアタックを敢行し、まずは1分32秒台前半に入れたJOTAが38号車、28号車の順でワン・ツーを確保。これにWRTの2台が31号車、41号車という順で続き、走行を重ねていった。

 セッションは概ね大きな混乱なく進行したが、終盤にはアルピーヌ・エルフ・チームの36号車A480・ギブソンとベクター・スポーツの10号車オレカが交錯する場面や、ターン2でのデブリ除去のためにFCYが導入される場面も。

 結局ベストタイムは序盤に記録されたものがそのまま残り、トヨタ7号車がこのセッションを首位で終えている。2番手に8号車、3番手にプジョー94号車。94号車は、7号車から1秒246の遅れとなった。

 LMP2も序盤のタイムでJOTAがワン・ツー。3番手には10周目にタイムアップを果たしたユナイテッド・オートスポーツの22号車オレカが入った。

 LMGTEプロクラスは序盤、ポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSR-19が首位に立っていたものの、9周目にマークしたタイムでAFコルセ51号車フェラーリ488 GTE Evoが逆転。そのままセッション終了までクラストップを維持した。2番手には終盤にタイムアップを果たした91号車ポルシェがつけ、92号車が3番手に入っている。

 LMGTEアマクラスでは序盤にオール女性ドライバーで参戦するアイアン・デイムスの85号車フェラーリが首位に。アイアン・リンクスの60号車フェラーリが続き、同チームでのワン・ツーとなった。

 星野敏/藤井誠暢/チャーリー・ファグ組のDステーション・レーシングの777号車アストンマーティン・バンテージAMRはクラス8番手。木村武史が代役参戦しているチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェはクラス11番手でFP2を終えている。

 走行2日目となる10日(土)は、10時20分から60分間にわたってFP3のセッションが行われたあと、午後に予選のセッションが行われる予定だ。