2022年F1第16戦イタリアGPのフリー走行1回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は8番手だった。

 イギリスのエリザベス女王が亡くなったことを受けて、FP1開始10分前に1分間の黙とうが捧げられた。モンツァ・サーキット上空は青空が広がり、FP1開始時点の現地時間午後2時の時点で、気温25度、路面温度38度。この週末は、日曜日の決勝レースまで好天のまま推移しそうだ。

 このセッションではハースがミック・シューマッハーに代わってアントニオ・ジョビナッツィを、アストンマーティンがセバスチャン・ベッテルに代わってニック・デ・フリースを出走させる。デ・フリースは今季、ウイリアムズ、メルセデスに続いて、3チーム目でのFP1出走だ。

 序盤は多くのマシンが、ハードタイヤを履いて確認走行に出て行った。まずはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイム。3番手セルジオ・ペレス(レッドブル)の間に、ミディアムタイヤのエステバン・オコン(アルピーヌ)が割って入った。ペレスはフェルスタッペンとは違う仕様のリヤウイングを装着しているが、DRSを開けた際にフラップが外れそうになるトラブルに見舞われた。

 ピエール・ガスリー(アルファタウリ)はターン1のブレーキングでオーバーランし、その直後にピットから「問題が出た」と、緊急ピットインを指示された。それでもそれほど長くガレージに留まることなく、コース復帰を果たした。

 ほぼすべてのマシンがリヤウイングを極力薄くしたりビームウイングを取り外すなど、できるだけダウンフォースを削ったモンツァスペシャルで周回を重ねる。それでもフルブレーキング区間のほとんどを再舗装した効果か、挙動を乱すマシンはあまり見られない。

 セッション開始後20分の時点で、真っ先にソフトタイヤに履き替えた角田が2番手タイム。さらにルクレールが1分22秒410で首位に立つ。フェルスタッペンもソフトに履き替えたが、最終コーナーのパラボリカでランド・ノリス(マクラーレン)に前方を阻まれて、大きくタイムロス。2番手に留まった。

 その後はサインツが、チームメイトから0.077秒差の2番手につけた。まだFP1とはいえ、フェラーリ1-2にティフォシたちは大いに盛り上がった。3、4番手はラッセル、ルイス・ハミルトン(メルセデス)。フェルスタッペン5番手、オコン6番手、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)7番手、角田8番手、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)9番手、ダニエル・リカルド(マクラーレン)10番手。ガスリーは13番手、ペレスは14番手だった。