ラグナセカで開催されているNTTインディカー・シリーズ最終戦モントレーグランプリ。10日に行われた予選は、ランキングトップのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がポールポジションを獲得し、ライバルたちにプレッシャーをかけることとなった。

 佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は、Q1敗退で22番手から決勝レースに挑む。

 いよいよ最終戦を迎えた2022年のインディカー・シリーズ。20ポイントをリードしたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がランキングトップに立ち、5人のドライバーがチャンピオンを争うこととなる。

 前日のプラクティス1では、ランキング2位のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がトップ。予選前のプラクティス2では、アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)がトップタイムを記録し、パワーも3番手に。ニューガーデンは4番手、ランキング3位のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)も6番手と上位につける。

 大事な決勝グリッドを決める予選。ノックアウト方式で争われ、予選Q1はふたつのグループに分かれて走行。それぞれ上位6台が予選Q2に進む。

 グループ1ではいきなりアクシデントが。ターン8でニューガーデンがスピンを喫し赤旗中断。ニューガーデンはQ1敗退となり、決勝レースは最後尾からのスタートが決定してしまう。

 トップで通過したのは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを争うデイビッド・マルーカス (デイル・コイン・レーシング・ウィズHMD)。大逆転での王者獲得を狙うマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)、スコット・マクラフラン(チーム・ペンスキー)もQ2進出を果たす。

 ディクソンは7番手でQ1敗退となり、ニューガーデンと同じく厳しい状況に置かれることに。

 グループ2は、フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)がトップ通過、パワーは2番手に入りQ2へと駒を進める。プラクティスからタイムが伸び悩んでいた佐藤琢磨は、トップのローゼンクヴィストから1秒1差と予選でも苦戦。11番手でQ1敗退となった。

 12台で上位6台を争う予選Q2。トップはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)の1分11秒4238。2番手にロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポート)、パワーは3番手に。

 パト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)、パロウと続き、カラム・アイロット(フンコス・ホーリンガー・レーシング)が初のQ3進出を果たし、マクラフランは8番手。エリクソンがペナルティでベストラップはく奪され10番手に。




 ポールポジションを争う予選Q3ファイアストンファストシックス。セッション開始で5台がまずはトラックに出るも、パワーはタイヤ交換を行わず1アタックにかける。

 パワーは1分11秒6127でトップを奪取。2番手は0.0193秒差でルーキーのアイロットが入り、ロッシが3番手となった。

 パワーはポールポジションのボーナスポイント1ポイントを加え、ニューガーデン、ディクソンに21ポイント差で決勝レースに挑む。