2022年F1イタリアGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはパワーユニット交換によるグリッドペナルティで7番グリッドに降格されながら、挽回して勝利を獲得した。今季11勝目、イタリアでは初勝利となる。

 フェルスタッペンは、53周のレースの12周目には早くもトップに立ち、ピットストップのタイミングによって、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と交代でレースをリードした。終盤、フェルスタッペンが首位走行中にセーフティカーが出動、その際にフェルスタッペンとルクレールは共にタイヤ交換を行い、リスタートに備えたが、レースは再開せず、そのままのポジションでフィニッシュとなった。

 ドライバーズランキングでは首位のフェルスタッペンは、合計335点で2位ルクレールとの差を116点に拡大、また一歩タイトルに近づいた。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位
7番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト

 1周目は慎重に行く必要があった。スタートをうまく切ることができて、ファーストシケインをクリーンに抜けた。僕にとって、そうやってトラブルを避けることが一番大事なことだった。

 あっという間に3番手まで上がり、さらに2番手まで来たので、シャルルに照準を合わせることができた。僕たちの方がタイヤのデグラデーションの状態が良かったようだ。

 全体的に、今週末、特に今日の僕たちのマシンのペースを見ると、自分たちは強かったと思う。どのタイヤを履いてもペースが良く、コース上で余裕で最速だった。

 常に可能な限り完璧であることを目指す必要があるが、今シーズンの僕たちはほとんどの場面でとてもうまくやっている。

(レース後の会見で語り)今、チーム内で経験していることはすごいことだ。素晴らしい一年を過ごしている。これを楽しむことも重要だよ。さまざまな種類のサーキットで、さまざまなチャレンジに直面してきたけれど、僕たちのマシンはすべての種類のトラックで良く機能していると思う。このことにはものすごく満足している。

(最後のセーフティカー出動について聞かれ)僕が理解しているところでは、(コース脇でとまったダニエル・リカルドのマシンは)ギヤがスタックしていたから(撤去に)あれほど時間がかかったんだ。あそこでマシンがとまると、(エスケープロードに)押し入れるための隙間があまりない。だからクレーンを出さなければならなかった。それで時間切れになったのだろう。とても不運だったと思う。

 もちろん誰もがグリーンフラッグの下でフィニッシュしたいと思っている。でも残念ながら残り周回数が少なかった。僕は新品ソフトを履いていたから、1周のバトルになっていたとしても、それほど心配はなかった。