スポーツランドSUGOで開催されている2022スーパーGT第6戦『SUGO GT 300km RACE』。9月17日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、コースレコード更新で今季4度目のポールポジションを獲得したWedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資と阪口晴南が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

国本雄資
Q1担当/ベストタイム:1分10秒195
「まずはびっくりしました。(Q2のアタックで)あのような引っかかってホームストレートに帰ってきてしまう状況で、あの映像が映ったときには『もうダメだ』と思いました。ベストタイムも出ないだろうし、次の周も引っかかってしまったのでダメだろうと思いましたけど、タイムは1分09秒627と速く、しかもポールポジションだったので『スゴイな』と思いました。晴南くんが本当にいい仕事してくれてすごく嬉しいです」

「僕が担当したQ1は、午前中の公式練習でニュータイヤを履きましたが、そのときも他車に引っかかってしまいアタックをすることができませんでした。そんな状況だったので、アタックをすることができずに少し不安なまま予選を迎えましたが、予選に向けてクルマを変えていったこと、選択したタイヤがうまく路面とマッチしてくれたので何とかQ1を突破することができました。その後にはポールポジションも獲ることができたので、今日はすごく満足な1日です」

「僕たちは年間を通していろいろなサーキットでテストが行えることがすごくプラスに働いています。今年はヨコハマタイヤさんとチーム、TCDさんと協力できていることがこの結果に繋がっていると思うので、そういったところではすごくありがたいです。明日の決勝は、やるだけやろうかなと思います。どうなるかわかりませんけど、特にSUGOは抜きづらいサーキットだと思うので、とにかく必死に全ラップ集中して走り優勝できるように頑張りたいです」

阪口晴南
Q2担当/ベストタイム:1分09秒627(コースレコード)
「このSUGOは僕たちも自信があり、テストでも調子が良かったので『ここで獲る!』という気持ちは強かったです。ですが、公式練習は思ったほどうまくいかず『あれ?』『なんでだろう』という感じでいろいろとセッティングなどを見直して予選に挑みました。予選も難しいコンディションになりましたけど、国本さんがQ1をしっかり突破してくれて僕にバトンを繋いでくれたので、1発いいところを見せたいと思い集中して予選に臨みました。Q1が終わった後の微調整が本当に今回もばっちりハマっていたので、そのこともアタックも手助けになったかなと思っています」

「そのアタックではセクター1〜3はすごくうまくいってよかったのですが、最終セクターは残念といいますか……。トラフィック? 何て言うのか……、前のクルマに引っかかってしまったので、自分のベストタイムを出し切れたわけではありません。あの瞬間は少し怒りも込み上げてきましたけど、ポールポジションを獲ることができて本当に良かったです。あの最終セクターでのロスを補うくらいクルマとタイヤのパフォーマンスが非常に高かったので、そのことに本当に助けられたポールポジションだと思います」

「(64号車との状況について)SPコーナーのひとつめを立ち上がったときに砂煙か土埃のようなものが見えたので、『前のクルマが少し飛び出してしまったのかな』とは思いました。その後、僕がSPコーナーのふたつめを立ち上がったとき、明らかに64号車がスロー走行で最終コーナー手前に差しかかるくらいになっていました」

「あの速度感と、前のクルマは失敗してしまったので譲ってくれると思い最終コーナーのターンインで内側に切り込みましたが、譲ってくれずにラインを閉められたので外側に行きました。けれど、外側でも抜ききれるような間隔ではなかったので、結局真後ろについたまま最終コーナーを立ち上がることになってしまいました。体感だとコンマ3秒か、もう少し失っているかもしれません。かなりアクセルを戻していると思うので後でエンジニアさんと確認したいです」

「明日の決勝は今季4度目の一番前からのスタートということですけど、これまでの悔しさも含めて気合が入っているので、自信を持って走り切りたいと思っています。SUGOは他のサーキットよりもポールポジションが有利だと思うので、この有利な位置から逃げ切りたいですし、レースはいろいろなことが起こると思います。ですので、そこで“少しもミスせず”走り切りたいです」