ランス・ストロール(アストンマーティン)は、少年時代の自分にとって2023年シーズンからのチームメイトであるフェルナンド・アロンソは「悪物」だったと明かした。

 ストロールは来季、レーシングポイント時代から数えてアストンマーティンでの5年目のシーズンを迎える。そのチームメイトとなるのがアルピーヌからの移籍を発表したアロンソであり、ストロールにとっては現在のセバスチャン・ベッテルに続いて、ふたり連続でF1ワールドチャンピオン経験者とのペアとなる。

 そのアロンソがチャンピオンになったのは、ルノー時代の2005年と2006年のこと。当時の史上最年少記録を塗り替えての連続チャンピオン獲得は、2004年まで5年連続で王座を守ってきたミハエル・シューマッハーからの世代交代を印象づけるものだった。

『MARCA』によると、このバトルを見ており当時を振り返ったストロールは、少年時代の自分にとってはシューマッハーがヒーローであり、将来のチームメイトとなるアロンソにはあまり良い印象を抱いていなかったことを明かした。

「シューマッハーのファンだった僕にとって、アロンソは『悪者』だった。僕は6歳ぐらいで、彼は……そう、映画に出てくるような悪役だったね」

 とはいえ、それはあくまで少年時代の話。その後フェラーリ・ドライバーズ・アカデミー(FDA)の一員となったストロールは、アロンソに「子供のとき、フェラーリで一緒にレースができるかもしれないと声をかけたこともある」という。

 ふたりはともにフェラーリからは離れたが、紆余曲折を経てアストンマーティンで合流することになった。ストロールはかつて「悪者」だったアロンソへのリスペクトを示しすとともに、新ファクトリーの建設も進み、勢いづくアストンマーティンへの期待を語った。

「彼は41歳になっても素晴らしいレベルにある。素晴らしいドライバーだしうまくいくだろう」

「来シーズンはエキサイティングだね。ファクトリーの人たちはとても頑張っているし、来年はいろいろなことが起こるよ」