マキシム・マルタンは今週末、ジョージア州のロード・アトランタで開催されるモチュール・プチ・ル・マンで、アストンマーティンのファクトリードライバーとして最後のレースを戦う。

 マルタンは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の今季最終戦として実施される10時間レースに、ロマン・デ・アンジェリス、イアン・ジェームスとともにハート・オブ・レーシングチームの27号車アストンマーティン・バンテージGT3で出場する。

 今シーズンはこれまで、ワトキンス・グレンとカナディアンタイヤ・モータースポーツ・パークでGTDクラス2勝を挙げ、さらに2回の表彰台を獲得。この結果、チームメイトのアンジェリスはシーズン最終戦を残して選手権首位に立っている。

 ベルギー出身のマルタンは、アストンマーティン・レーシング(AMR)加入以前はBMWのワークスドライバーとして5年間活躍した。DTMで複数のレースに勝利し、2016年のスパ24時間レースでは総合優勝を達成した。
 
 イギリス車メーカーへは2018年に加わり、WEC世界耐久選手権LMGTEプロクラスのメンバーとして参加した同年のスパ6時間レースで初優勝。その後、2020年にはル・マン24時間レースでアレックス・リン、ハリー・ティンクネルとともにアストンマーティン・バンテージAMRをドライブし、GTEプロクラスのウイナーとなった。この年アストンマーティンはWECマニュファクチャラーズタイトルを獲得している。

 AMRパートナーレーシングの責任者であるヒュー・タスカーは、「この場を借りて、バンテージ・プログラムに多大な貢献をしてくれたマキシム(・マルタン)に感謝したい」と語った。

「彼はアストンマーティン・バンテージの開発に不可欠な存在であり、実際2018年にはニュルブルクリンクで、ダレン・ターナーとともにGT3マシンをレースデビューさせた」

「また、彼は2020年のル・マン24時間レースで優勝しただけでなく、同年シーズンにおけるマニュファクチャラーズ世界選手権で重要な役割を果たし、ドライバーズタイトルにもごく近いところまで行った(編注:最終的にシリーズランキング2位。チャンピオンは同陣営のニッキー・ティーム/マルコ・ソーレンセン組が獲得)」

「私たちは、彼の今後の活躍を願っている」