9月30日、MotoGP第17戦タイGPのフリー走行1回目、2回目がチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、MotoGPクラスはヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)が初日を総合トップで終えた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)の代役として参戦する長島哲太は、総合23番手だった。

 タイGPは中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が欠場し、代役としてHRCテストライダーの長島哲太が参戦する。中上はアラゴンGP決勝レースでの転倒により右手薬指、小指を負傷していたが、日本GP後に小指の腱の断裂が確認され、オーストラリアGPでの復帰を目指すという。また、右足首の怪我によって欠場が続くジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)に代わり、ダニロ・ペトルッチがエントリーしている。

 Moto3クラスのセッションは路面状況がウエットだったものの次第に回復し、MotoGPクラスのフリー走行1回目は気温28度、路面温度29度。ライダーはスリックタイヤで走行を開始した。

 開始15分、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップに浮上し、2番手にザルコ、3番手にジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)がつける。その後、ザルコがトップタイムを記録し、クアルタラロが3番手に浮上した。

 残り時間5分を切って、クアルタラロがトップタイムをマークする。しかしその直後、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が1分30秒523を記録してトップに浮上。マルク・マルケスは序盤に3コーナーで転倒を喫したが、その後、走行を再開していた。

 フリー走行1回目はマルク・マルケスがトップで終えた。2番手は0.032秒差でクアルタラロ、3番手は最後に自己ベストを更新したミラー。4番手にはルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)で、5番手はアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)だった。バニャイアは6番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)は16番手に終わっている。また、長島は24番手だった。

 フリー走行2回目は気温28度、路面温度は35度となった。このセッションでも序盤はバニャイアがトップに立ち、2番手にはフリー走行1回目をトップで終えたマルク・マルケスが続く。

 残り時間が5分になると、まずホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)がフリー走行1回目でマルク・マルケスが記録したトップタイム1分30秒523を更新する1分30秒471を記録してトップに立つ。チームメイトのザルコも自己ベストを更新して2番手に浮上した。

 残り時間2分、バニャイアが1番手タイムをマーク。しかしザルコが1分30秒281をマークしてトップに立ち、フリー走行2回目をトップで終えた。2番手はバニャイア、3番手はマルティン、4番手はマリーニで、トップ4にドゥカティが並んでいる。

 5番手はミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、そしてマルク・マルケスは最後のラップで6番手タイムを記録した。アレイシ・エスパルガロは7番手、クアルタラロは8番手。長島は22番手だった。

 初日総合としては、トップのザルコ、2番手のバニャイア、3番手のマルティンはフリー走行2回目の結果と同様ながら、フリー走行2回目で午前中のタイムを更新できずに終わったマルク・マルケスが4番手、クアルタラロが5番手、ミラーが6番手。アレイシ・エスパルガロは13番手、長島は23番手だった。