2026年にザウバーと提携するというアウディの発表は重要なものだったが、それはまだ3年先の将来のことだ。チームは2023年の終わりまでアルファロメオの名の下で運営するが、バルテリ・ボッタスは、アウディが全力で取り組みたいのなら、仕事を始めるのにそこまで長く待つことはできないだろうと述べている。

「アウディと組んだザウバーには大きなポテンシャルがある」とボッタスはメキシコシティでメディアに語った。

「結局のところ、このチームの全体像を見てみれば、それは巨大なものだと思う」

「間違いなく彼らは将来成功したいと考えている。彼らは真剣に大成したいと思っている。(でも)それはアウディが、正式なマニュファクチャラーになる前にどれだけこのチームをサポートしてくれるかにかかっている」

「当然来年は何も変わらないだろう。僕たちはまだアルファロメオだ。もちろん今年より優れたマシンが持てるよう期待している」

「だがそれは、2024年以降に彼らがどれだけサポートに前向きかということにかかっていると思う。彼らが大きな助けになってサポートしてくれたら、そして今の時点では予測不可能な2026年のパワーユニットがいいものになるのなら、やらないことはないだろう?」

 ボッタスはメルセデスのシートを失った後、今年の初めにアルファロメオに移籍した。ボッタスは複数年契約を結んだとされている。好調なシーズンスタートの後、チームの運は低迷したが、ボッタスはメキシコGPを10位でフィニッシュしてポイントを獲得した。チームは現在コンストラクターズランキングで6位だが、アストンマーティンがわずか4ポイント差で後ろに控えている。

 ボッタスはそれをチームの進歩の証拠だとみなしており、アウディ時代に入ってもチームに残りたいという希望を明言している。

「やるべき仕事がまだあることは間違いない。それは事実だが、それほどかけ離れているわけではない」

「すべての施設がそろっている。一部の施設や機械は、チャンピオンシップ勝利チームよりも優れているかもしれない」

「チームスタッフの人数は昨年より少なくなっているので、まだやるべきことがあるだろう。でもアウディのようなマニュファクチャラーのサポートがあれば、そうしたことが不可能になる理由はないと思う」

「グリッド上のどのドライバーにとっても、そして特にすでにザウバーの一員である僕にとっても、あのプロジェクトに参加するのはとても興味深いことだ」

「僕は今33歳だけど、まだ学ぶべきことがあると感じている」とボッタスはウェブサイト『Formula1.com』に語った。

「今よりもまだ自分は速くなれる。F1に注ぎ込む多くのものを自分が持っていると感じているから、しばらくは留まるつもりだよ」

「自分の将来についてはオープンになっている。僕はアメリカが好きで、そこにはインディカーも含めてたくさんの面白いカテゴリーがある。でもそれはまだだ」と自身の計画について尋ねられたボッタスは答えた。

「可能であれば、僕はアウディといるだろうね」