栃木県茂木町のモビリティリゾートもてぎで開催されるスーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の開幕を翌日に控えた11月4日、GT300クラスにHOPPY Schatz GR Supraで参戦するHOPPY team TSUCHIYAの土屋武士代表が50歳の誕生日を迎えた。

 国内トップカテゴリーでドライバーとして活躍する一方、つちやエンジニアリングを継ぎ、モータースポーツ界の次代を担う職人を育てるべくチーム代表、エンジニアとしても活躍してきた武士代表。2015年には一時参戦を休止したチームをスーパーGTに復活させ、2016年にはGT300チャンピオンを獲得。その熱い復活劇は多くの感動を呼んだ。2022年も、チームの若手が作り上げたHOPPY Schatz GR Supraで飽くなき挑戦を続けている。

 そんな武士代表は、1972年11月4日が誕生日。50歳という知命の節目を、2016年にチャンピオンを決めた思い出のもてぎのレースウイークで迎えるというのがなんとも“レース屋”らしいところではあるが、そんな誕生日を祝おうと、チームの若手スタッフたちが“サプライズ”を用意した。

 そのサプライズは、HOPPY Schatz GR Supraのダッシュモニター上にメインスイッチを点けると『Takeshi Tsuchiya 50 Happy Anniversary 土屋武士 50歳になりました』と表示されるようにしたり、くす玉やモニター上と同じ絵柄のTシャツ、どら焼きが乗った“舟盛り”を用意したりと盛りだくさん。サプライズを仕掛けようと、作業がひと段落した夕刻にいまかいまかとチャンスを待ったが、武士代表が話し込んでしまい、なかなかチャンスが訪れなかった。

 ドライバーブリーフィングやミーティングを経て、ようやくチャンスが訪れたのは18時前。ただ、18時からはGTエントラント協会の総会があった。「これから総会行かなきゃいけないんだけど」と時間を気にしながらも、チーム、そして松井孝允と野中誠太に「1分ください!」と促されHOPPY Schatz GR Supraのコクピットへ。スイッチを点けモニターを確認。「ありがとうございます」と笑顔をみせた。

「こういうお祝いは慣れてないんだけどな」と言いながらも、さまざまなプレゼントを受け取った武士代表。最後はHOPPY Schatz GR Supra、HACHI-ICHI GR Supra GTのメンバーと写真に収まった。

 今季は波瀾に富んだシーズンとなったHOPPY Schatz GR Supra、HACHI-ICHI GR Supra GTの2台。武士代表の50歳を、さらに走りで祝うことができるか。週末のレースが楽しみなところだ。