11月16日、Team HRCは2022年シーズンの最終戦となるスーパーバイク世界選手権(SBK)第12戦オーストラリアラウンドに、前戦に怪我を負ったイケル・レクオーナの代役として長島哲太を参戦させると発表した。

 前戦の第11戦インドネシアでは、レクオーナがFP2の序盤、3コーナーでハイサイドを喫し、背中を強打。その後、メディカルセンターに運ばれて診察を受けると、ロンボク島内マタラムにある病院にヘリコプターで緊急搬送された。

 CTとMRIによる診断の結果、椎骨(T12)と仙骨の骨折が確認されたたため第11戦インドネシアを欠場。連戦となる第12戦オーストラリアも欠場することになった。レクオーナには手術の必要はなく、スペインに戻り治療を受けている。

 そのため、Team HRCはフィリップ・アイランド・サーキットで11月18〜20日に開催される第12戦オーストラリアに長島を代役参戦させて、チャビ・ビエルゲとともにホンダCBR1000RR-Rを走らせる。

 長島は現在HRCのテストライダーを務めており、2022年は鈴鹿8耐でレクオーナ、高橋巧とともに優勝を飾り、MotoGP第16戦日本GPでワイルドカード参戦を果たすと、その後は中上貴晶の代役でMotoGPに3戦出場した。

 長島は同地で開催されたMotoGP第18戦オーストラリアに出場して完走しているためサーキットの相性は悪くないだろう。また、6月にはテストではあるが、ビエルゲの代役でSBKマシンをミサノで2日間走らせた経験がある。

■長島哲太
「SBKは僕にとって初めての経験で、興味も楽しみもあるので、最終戦に出場できるのは本当にうれしいです。同時に、イケルが早く回復して戻ってくることを祈っています」

「マシンの面でチームを助け、将来のためにできるだけ多くのデータを集め、このチャンスを楽しむためにベストを尽くします。SBKのデビュー戦なので何が起こるかわからないし、週末のスケジュールも初めてですが、準備は万端です」