11月18日、スーパーバイク世界選手権(SBK)第12戦オーストラリアの初日セッションがフィリップ・アイランド・サーキットで開催され、代役参戦している長島哲太(Team HRC)は総合6番手タイムを記録した。

 前戦の第11戦インドネシアで負傷したイケル・レクオーナの代役を務めるHRCテストライダーの長島は、SBK仕様のホンダCBR1000RR-Rはテストしているが、実戦は初めてとなる。

 長島は2020年にはMoto2で優勝を飾り、2022年は鈴鹿8耐で優勝、MotoGPにワイルドカードと代役で計4度出場した実績があり、フィリップ・アイランドは1カ月前にMotoGPで走行している。

 SBK初走行となるFP1では、1分32秒964で9番手、チームメイトのチャビ・ビエルゲが1分32秒974で10番手とレギュラーライダーとほぼ互角のタイムを記録した。

 続いて行われたFP2ではビエルゲが1分32秒780で14番手で、ビエルゲがセットアップに集中したため比較はできないが、長島は1秒短縮して1分31秒869で総合6番手をマークした。このタイムはトップのジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)から0.742秒差となる。

 土曜日はスーパーポールとレース1、日曜日はスーパーポール・レースとレース2があるため3度のレースを経験することになるが、ポイントの獲得は期待できそうだ。

 また、ゼッケンは鈴鹿8耐ではTeam HRCのナンバー『33』、MotoGPではパーソナルナンバー『45』だったが、『45』はスコット・レディング(BMW Motorrad WorldSBK Team)が使用しているため、『49』を選択した。

■長島哲太
「今日はいい感じで、FP2での6番手は悪くない順位です。SBKの参戦もピレリタイヤを履くのも初めてだから、もう少し苦戦すると思っていました。確かに、数週間前にMotoGPでここでレースをしましたし、よく知っているCBRのおかげですぐにペースをつかむことができました」

「このパッケージでは、タイヤとセットアップに適応することがメインとなります。速いラップは1回記録しただけなので、まだ取り組むことは残っています。レースは22周なので、ペースを安定性させることが必要、一貫性も必要です」

「残りの週末は、正直なところ、どのような結果が待っているのかわかりませんが、ベストを尽くすことは間違いありません。チームは懸命に働いてくれていて、今のところすべてがとてもスムーズに進んでいます」

「Moto2時代からすでに何人かのスタッフは知っていたので、チームは家族のようなもので、すぐに良いフィーリングになりました。この週末とSBKの経験をとても楽しんでいます」