11月18日、FIA国際自動車連盟はヤス・マリーナ・サーキットで開催された2022年FIA F2第14戦ヤス・マリーナの公式予選終了後の車検にて、岩佐歩夢の乗るダムスの17号車にスポーティングレギュレーション違反があったと判断。レーススチュワードはダムスに対し、1000ユーロの罰金を課す裁定を下した。

 ホンダ&レッドブル育成の岩佐が最速タイムを記録し、自身2度目となるFIA F2ポールポジションを獲得。さらに、ロイ・ニッサニーも2番手タイムを記録するという好成績で第14戦予選を終えたダムス。しかし予選後の車検で、スポーティングレギュレーション違反が発覚した。

 FIA F2ではスポーティングレギュレーション第24条17項において、シーズン中に使用できるプランク(スキッドプレート)数を制限している。フロント側プランク、リヤ側プランクにはそれぞれの使用状況を把握すべく、シリアル番号が振られており、チームはセッション開始の1時間前までにそれぞれのシリアル番号を申告しなければならないと定められている(大会初日のフリー走行除く)。

 しかし予選後の車検で、岩佐の乗る17号車下面のフロントとリヤに装着されているプランクについて、チームが事前に申告したシリアル番号がフロント番号、リア番号ではなく、2つともフロント用の番号であることが判明した。

 このスポーティングレギュレーション違反について、レーススチュワードはダムスのチーム代表者を召喚。チーム代表者は、リヤプランクのシリアル番号を申告する際の管理上のミスを認めた。

 ただ、スチュワードは、この管理上のミスで17号車がスポーツ的優位性を得ることはなかったと判断。この件に対し、1000ユーロの罰金を課す裁定を下しており、岩佐の予選結果に影響はない。