11月20日、スーパーバイク世界選手権(SBK)第12戦オーストラリアのスーパーポール・レースとレース2がフィリップ・アイランド・サーキットで開催され、代役参戦している長島哲太(Team HRC)は19位と9位に入った。

 HRCのテストライダーを務めている長島は、前戦の第11戦インドネシアで負傷したイケル・レクオーナの代役で初めてSBKに参戦している。土曜日のレース1は10位でポイントゲットしたため、日曜日のレース2でもさらに上位の順位が期待された。

 スーパーポール・レースはウエットコンディションとなり、経験のないインターミディエイトタイヤを履くことをやめ、レインタイヤを選択。路面が濡れていた序盤は6番手までポジションを上げたが、路面が乾いたことから19番手までポジションを落としてフィニッシュした。

 レース2はドライコンディションだが、時折小雨がぱらつく不安定な天候に。12番グリッドから16番手までポジションを落とすが、中盤勢をパスして10番手まで浮上。15周目には9番手に上げたが、その後レースは赤旗中断。22周のレースは17周を終えた時点で終了した。

 3レースともに完走を果たし、2度のポイント獲得を見せた長島。安定した天候やピレリタイヤへの経験があればさらに上位を目指すことが可能だっただろう。来年も機会があれば鈴鹿8耐、MotoGP、SBKなどへの参戦を見届けたい。

■長島哲太
「楽しくておもしろいレースでしたが、厳しい1日でした。スーパーポール・レースは少し残念でした。なぜならインターミディエイトタイヤを試したことがなかったので、フロントとリヤにレインを選択しましたが、2、3周を終えてすでに消耗してしまいました。でもこれがレースです。経験を積むことができました」

「レース2は悪くありませんでした。ペースには十分満足していましたが、スタートがよくありませんでした。もっとスタートの練習が必要です。でもペースはよかったし、昨日よりマシンのフィーリングもよくなっていました。もう少し時間があり、天気が安定していたら、どんなレースができたのか興味があります」

「例えばFP3ではジョナサン(・レイ)について行っているときに転倒してしまいました。なぜならピレリタイヤの限界をまだ理解していなかったからです。学ばなければならないことがもっとあることは確かですが、全体的にとても楽しい経験になりました。このような機会を与えてくれたホンダとチームに感謝しています。僕の仕事と集めたデータで引き続き前進できることを願っています。来年のチームの活躍を期待しています」