フェラーリF1の“ウェイクアップ・テスト”最終日にルクレールがSF21で走行。新代表バスールも登場
フェラーリは、この数年、新シーズンへの準備の一環として、1月に旧型マシンを使用した“ウェイクアップ・テスト”を実施している。今年は1月24日にフィオラノで2021年型SF21でのテストをスタート、初日は開発およびリザーブドライバーのロバート・シュワルツマン、2日目はレースドライバーのカルロス・サインツが担当した。
最初の2日間はウエットだったが、最終日にコンディションは改善し、ルクレールはインスタレーションラップをレインタイヤで行った後、すぐにスリックに履き替えた。午前中には今年新たにチーム代表に就任したバスールとサインツ、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属する弟アーサー・ルクレールが見守るなか、56周を走行。午後にもスリックで周回を重ね、一日のなかで123周(366km)を走り、今週のフィオラノテストを締めくくった。
フェラーリは、2023年型F1マシンを2月14日に公開する予定となっている。