ムーニーVR46レーシング・チーム、2023年シーズンのカラーリング公開。マリーニとベゼッチが継続参戦
VR46は、2021年限りでMotoGPの現役を引退したバレンティーノ・ロッシが主宰となり、2013年にイタリアのヤングタレントをサポートするためにVR46ライダーズアカデミーとして立ち上げられたプロジェクトだ。2014年からはMoto3ジュニア世界選手権とMoto3クラスに『VR46レーシング・チーム』として参戦し、2017年からはMoto2クラスにも参戦している。
MotoGPクラスへは、2021年にアビンティア・レーシングとのコラボを結成してプロジェクトを開始した。そして、2022年からは、ドゥカティ・コルセと契約し、サテライトチームとして参戦している。
そんなVR46レーシング・チームは、2023年シーズンも引き続きMotoGPクラスに参戦し、ラインナップは変わらず、イタリア人ライダーのルカ・マリーニとマルコ・ベゼッチが継続参戦する。
そして、引き続きイタリアのプロキシミティバンキング&ペイメント企業であるムーニーがタイトルスポンサーを務めることから、『ムーニーVR46レーシング・チーム』としてエントリーしている。
MotoGPクラス参戦3年目を迎えるマリーニは、バレンティーノ・ロッシの異父弟に当たる。VR46レーシング・チームからMoto3、Moto2クラスへの参戦経験もあり、2021年からMotoGPクラスにステップアップし、2022年シーズンはランキング13位で締めくくった。
ベゼッチは、2022年からMotoGPクラスにデビューし、第8戦イタリアGPではフロントロウを獲得し、第11戦オランダGPでは2位表彰台に上がるなどの活躍を見せ、ランキングは14位で終えている。
お披露目されたドゥカティ・デスモセディチGPのカラーリングには大きな変更点はなく、黒を基調としたマシンにイエローとオレンジのラインが施されている。
また、VR46はMoto2クラスへは『Yamaha VR46 Master Camp Team』としてエントリーしており、マニュエル・ゴンザレスが継続参戦し、新たに野左根航汰が加わる。