3月11日、岡山県の岡山国際サーキットでスーパーGT公式テストの1日目午後のセッションが行われ、GT500クラスは終了前の専有走行の時間帯で相次いでタイムが更新され、#16 ARTA MUGEN NSX-GTがトップタイムをマーク。#8 ARTA MUGEN NSX-GTが続き、2台のARTA MUGEN NSX-GTがワン・ツーを占めた。

 10時から2時間行われた午前のセッション1を終え、ピットビューイングなどファン向けのイベントも盛況となった岡山公式テスト。気温23℃という暖かさのなか、14時からスタートした午後の走行では、序盤1時間は赤旗中断等もなく。各チームは午前に続き精力的にメニューを進めていった。また、GT300チームではルーキーテストも行われている。

 そんななか、GT500クラスではリアライズコーポレーション ADVAN Zが1分18秒861、Astemo NSX-GTが1分19秒403、#8 ARTA MUGEN NSX-GTが1分19秒548で続く展開となっていたが、GT300の専有走行に続き、15時50分から10分間のGT500専有走行時間がスタートした。

 ここでまずは阪口晴南駆るWedsSport ADVAN GR Supraが1分19秒288にタイムを上げると、さらにau TOM'S GR Supraの坪井翔、MOTUL AUTECH Zの松田次生と相次いでタイムを更新。チェッカー目前、高星明誠駆るNiterra MOTUL Zが1分18秒685でトップタイムを塗り替えていった。

 しかし、これをさらに上回ったのは、大湯都史樹駆る#8 ARTA MUGEN NSX-GT。1分18秒601までタイムを縮めていく。これで8号車の首位で終わるかと思われたが、チェッカー周に福住仁嶺駆る#16 ARTA MUGEN NSX-GTがさらにこれを塗り替え、1分18秒421を記録。16号車、8号車と2台のARTA MUGEN NSX-GTがワン・ツーで初日を締めくくった。

 3番手はNiterra MOTUL Z、さらに4番手はSTANLEY NSX-GTという結果に。5番手には序盤に記録したタイムがそのまま残ったリアライズコーポレーション ADVAN Zという結果に。新体制となったARTA勢の速さが際立つ初日となった。

 GT300クラスでは、HACHI-ICHI GR Supra GTが1分26秒119でトップに立ち、今季デビューのapr LC500h GT、さらにK-tunes RC F GT3が続くトップ3となっていた。終盤の専有走行の時間帯では、午前中2番手だったDOBOT Audi R8 LMSがタイムを上げるもトップ3の順位は変わらず。HACHI-ICHI GR Supra GTが午後のトップタイムとなった。なお、SUBARU BRZ R&D SPORTやRUNUP RIVAUX GT-Rがこのセッションでは思うように走行を重ねられなかった。

 ベストタイムが出たタイミングもバラバラで、GT300はまだ戦力図が読みづらいところはあるが、上位陣は非常に僅差で、トップ10が1秒差以内、さらに11番手から22番手までが0.4秒差ないという超僅差。今季も予選Q2進出は至難の業となりそうだ。