3月19日、WRC世界ラリー選手権第3戦『ラリー・メキシコ』の競技最終日は、SS20からSS23の計4ステージが行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が優勝した。この後方では総合2番手につけるエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)と3番手ティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)による僅差のバトルが繰り広げられ、最終ステージで逆転したヒョンデのエースがトヨタ勢の間に割り込む結果となった。そんなラリー・メキシコの全日程を終えた各陣営から、3年ぶりのWRC中米ラウンドを戦った選手たちのコメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT
●オット・タナク(#8 フォード・プーマ・ラリー1)/総合9位
「フィニッシュラインを通過できてうれしいよ。ここではこれ以上の収穫はなかった」

「少なくともポイントを獲得できたことはポジティブだ。金曜日には1ポイントも取れないように見えたからね」

「マシンのパフォーマンスは出ているし、これまでもそうだった。ただ僕とマシンの間に多少のミスマッチがある。それが厄介なものになっているから、これからの数週間で何ができるか見てみよう」

●ピエール-ルイ・ルーベ(#7 フォード・プーマ・ラリー1)/総合26位
「厳しい週末だったことは確かだ。僕はドライビングでいくつかミスをした。だが、そういうものなんだ」

「経験を積むことはできるし、それが将来にとって良いことだとわかっている。きっと、もっといい日がくると信じている」

●ジョルダン・セルデリディス(#9 フォード・プーマ・ラリー1)/総合25位
「とても素晴らしいラリーで、多くのことを学んだ。今もポジティブだよ」
※SS23直後の公式インタビューより

■ヒョンデ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合2位
「週末はずっと全開で走行していたし、3回のラリーで3度目の表彰台を獲得できてうれしいよ。週末を通してマシンを改善しようと懸命に取り組んだし、ハンドリングもだんだん良くなっていった」

「初日は出走順のせいで厳しいものになり、金曜日は首位からほぼ40秒遅れで終えることになった。ただ、土曜日以降は状況が好転していき、徐々にエルフィン(・エバンス)に追いつくことができた。彼は簡単にそうはさせてくれなかったから、最後の最後まで激しい戦いをしなければならなかった」

「今日のオタテスでの長いステージの後はちょっとがっかりした。道路に犬が何匹かいて減速しなければならなかったんだ」

「それでタイムを失うことになったが、冷静さを保ち、パワーステージでチャンスを掴んだ。不必要なリスクは犯さずに、できる限りの力でプッシュした。2位はチーム全体にとって最高の報酬だ」

●ダニ・ソルド(#6 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合5位
「複雑な気持ちだ。チャンピオンシップで多くのポイントを獲得できたことをうれしく思う一方で、多少フラストレーションもあるからだ。金曜日に起きたパンクのせいで、あれ以上バトルに加わることができなくなった。このイベントには、もっと大きな期待を抱いていたんだ」

「競争は激しく、トップには多くの有力ドライバーたちがいる。そのなかでポイントを獲得してマシンを持ち帰ることができたし、次のラリーでも同じようにいい仕事ができると確信している」

「メキシコの素晴らしいステージに戻ることができて最高だった。WRCに大きな愛とサポートを与えてくれるあの素晴らしい観客たちの前にね。僕は楽しんだし、自分たちのポテンシャルを見せることができたと思う」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合4位
「自分たちにとっては、簡単な週末ではなかった。金曜日に早い出走順で走行した時に勝機を失い、その後はひたすら後方で戦っていた」

「パワーステージではできるだけ多くのボーナスポイントを獲得しようとハードに攻め、ベストを尽くして走ったが、コーナーでリヤウイングを失ってしまった」

「それでも、早いスタート順だったにもかかわらず総合4位でフィニッシュし、それなりのポイントを獲得できた。この週末、素晴らしい仕事をしたセブ(セバスチャン・オジエ)を祝福したいと思う」


●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合3位
「最終日はとてもいいスタートを切ることができた。しかし、残念ながらロングステージの終了間際にサスペンションアームにダメージを負ってしまった。リエゾン区間で修理をすることができたが、最後の2本のステージは少し慎重に走らなければならないと思い、ティエリー(・ヌービル)を抑えきることができなかった」

「最後は本当に僅差の戦いになり、少しだけ足りなかった。それでも、全体的にはいい週末だったと思う」

「総合2番手につけるスピードがあったし、長い間立つことができなかった表彰台に復帰できたのはポジティブなことだ。そして、グラベルでのクルマのフィーリングにも満足している」

●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合優勝
「本当に素晴らしい週末になり、優勝することができてとてもハッピーだ。メキシコには、優勝するという明確な目標を持って臨んだ。今回はクルマが素晴らしく、我々にとっては完璧な週末になり、チームにとっても力強い戦いができた週末だった」

「30ポイントを獲得できたのだから、間違いなく完璧な週末だったと言えるだろう。必要に応じて速さを発揮することも、状況をうまくマネジメントをすることもできた」

「あのようなタイム差を管理するのは決して簡単なことではなかったし、今日はこの週末でもっともタフなステージ群だったと思う。多少のタイムロスは許容しながらも、集中力を保つことが重要だった」

「そして、最後のパワーステージに関しては僕が好きなステージだったし、チームのためにポイントを獲得することも重要だったので、頑張らなければならないと思っていた。記録や数字を残すのはいいことだ。もちろん誇りに思うけど、自分にとって一番大切なのは優勝することだ」

●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合23位
「初のラリーメキシコは非常に難しいラリーでした」

「次はより良い結果を目指します。応援ありがとうございました」
※Twitterより