2023年F1第4戦アゼルバイジャンGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ランド・ノリス(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)だ。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレンF1チーム)
予選 10番手
 日曜日のグランプリに向けて予選10番手という結果にはすごく満足している。Q3に2台とも進出できたことは素晴らしい。今日は少し体調が悪く、すべてのコーナーを最大限に活かすことに苦労したが、それでもQ3に進出できたのだからいい結果だと思う。8番手まではすごく接近していて、9番手のストロールと同タイムだったのは少し悔しいが、それ以外は満足できるセッションだった。

 新しいパーツを用意するべくハードワークをしてくれたチームにはすごく感謝している。これからは午前中の別の予選セッションに集中し、もっと多くのアクションを起こしていくよ。

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
予選 9番手
 今日は接戦していた。マシンの感じはよくて、ハードにプッシュできる自信があった。こういったサーキットでは大きなメリットになる。

 残念ながら、セッションを通じて断続的にDRSの問題が発生し、Q3ではピットストレートで完全にDRSを失ってしまった。これで時間をかなりロスしてしまったが、明日の走行開始までにこの問題を解決させるべく全力を尽くしていく。

 今日は新しいフォーマットは楽しかった。予選に直行するのはエキサイティングだったし、金曜日がもっとおもしろくなると思う。事前走行なしに明日の朝にまた最初からすべての作業を行うのがチャレンジングなことなのは分かっているが、僕は楽しみにしている。

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
予選 8番手
 何よりもまず、チーム全体が素晴らしい仕事をしたと思います。僕たちの弱点はストレートラインスピードでしたが、ビスターで働く全員が競争力を高めるためにアップグレードを導入すべく懸命に取り組んでくれました。今日の結果に満足していますし、今後が楽しみです。

 ニック(・デ・フリース)はFP1でとても好調だったので、ああいう形(注:クラッシュ)で予選を終えることになったのは残念です。でも、彼が無事でよかったです。

 僕の予選について振り返ると、今日はマシンのパフォーマンスを最大限に発揮することができたのでうれしいですし、今年初めて8番手という結果を出すことができてほっとしています。これは正しい方向への一歩です。今週末はポイントを獲得できる可能性があります。明日のスプリントレースでも、日曜のレースでも、ポイントを持ち帰れるよう、さらなるパフォーマンスを見つけるために作業を続けていきます。

■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
予選 7番手
 まずまずの予選だった。Q3に2台が進出できたことは素晴らしかった。もう少し引き出せて、もっと上のポジションにつけられたとは思う。Q3はうまくいかなかったね。行きたい時にコースインできず、トウもうまく使えなかった。少し不運だったが、それ以外はチームがいい仕事をしてくれた。アップグレードを持ち込んでくれたことに、現場とファクトリーのチームスタッフ全員に感謝したい。まだ最適化をする必要はあるが、今のところはポジティブにできている。僕らは日曜日に向けていいポジションにつけているし、願わくば明日はもっとうまくできればいいね。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手
 今日はDRSに問題が発生したため少しパフォーマンスを失ったこともあり、日曜日のグリッドで6番手というポジションには満足している。長い週末になるし、この新しいフォーマットでは多くのチャンスがあるので、明日のスプリントでポジションとパフォーマンスを上げられればいいね。

 多くのチームがすごく接近しているので、残りの週末を通じてもっと一貫性をもたせるようにトライしていく必要がある。明日も目覚めたら、すぐにマシンに乗り込んで別の予選セッションに臨むことができるんだから、ワクワクするね。