トム・サイクスがPuccetti Racing離脱でラバットと交代。ファン・デル・マークの代役でサイクスはBMWへ/SBK
まずは、前半4戦をKawasaki Puccetti Racingから戦ったトム・サイクスがチームを離脱することに。技術面およびマシンセットアップの改良に取り組んでいたが、半数がリタイアで下位でレースを終えることが多くシーズン中に契約を終了させた。
そんなサイクスは、2019年から2021年まで過ごしたBMWから代役としてエントリーすることになる。第3戦オランダではROKiT BMW Motorrad WorldSBK Teamのレギュラーライダーであるマイケル・ファン・デル・マークが左大腿骨を骨折する怪我を負った。彼が回復するまで、サイクスがBMW M1000RRを駆る。
サイクスは5月12日にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われたテストで、すでにBMWのマシンを試乗している。同チームでの参戦経験はあるが、新型のM1000RRへ慣れる必要がある。
さらに、サイクスが離脱したKawasaki Puccetti Racingは、残りのラウンドでティト・ラバットを起用する。ラバットは同チームに所属していたこともあるライダーだ。MotoGP経験者で、今季はMotoEに参戦しているが、SBKではカワサキNinja ZX-10RRを走らせる。