2024年もドゥカティ・コルセと契約期間を1年延長して、Aruba.it Racing - Ducatiからスーパーバイク世界選手権(SBK)を戦うことが決まったアルバロ・バウティスタ。そんな彼がMotoGPマシンのテストを行う計画がある。

 2010年から2018年までMotoGPクラスを戦っていたバウティスタは、2019年からSBKに転向。ドゥカティ、ホンダで過ごして、再びドゥカティに戻った2022年に16勝でチャンピオンを獲得した。

 今シーズンも好調を維持して、第4戦終了時点でランキング1位につけている彼は、少なくとももう1年、ドゥカティからSBKを戦うこととなった。

 この契約が決まった際に、ドゥカティにMotoGPマシンのデスモセディチGPをテストしたいと要求。その結果、サマーブレイク前にテストをする計画が決まったという。

「タイトルを獲得したご褒美として、ドゥカティにMotoGPのテストができないかとたずねた。いつになるのか正確には分からないが、テストすることは確かで、サマーブレイク前になるだろう。シンプルにバイクに乗り、楽しみたいだけ。テレビで観ると、あのバイクで速く走れるライダーが多いから、乗ってみたい」とバウティスタ。

 バウティスタはMotoGPでドゥカティのマシンを駆った経験はあるが、昨年にチャンピオンを獲得して、現在は常に優勝争いをしているドゥカティのマシンを走らせてみたいようだ。

 MotoGPマシンのテストが行われれば、2018年11月の最終戦バレンシアGP以来にMotoGPマシンを駆ることになる。