2023年F1イタリアGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はQ2に進出、11番手を獲得した。Q2で10番手のランド・ノリス(マクラーレン)との差は0.013秒だった。

 ビークルパフォーマンス担当チーフエンジニアのクラウディオ・バレストリは、一日を次のように振り返った。

「昨日は自分たちのパフォーマンスレベルに完全に満足はしていなかった。マシンが思っていた以上にスライドし、いくつかのコーナーではあまり競争力がなかったからだ」

「そのため、昨夜、セットアップに変更を加えることを決めた。ストレートでの競争力を維持しつつ、適切な妥協点を見つけようと考えた。そのトレードオフは、モンツァでは常に重要な要素だ」

「FP3では異なるコンディションと燃料搭載量におけるセットアップ変更の検証を行った。(ATA/代替的なタイヤ配分により)Q1ではハードタイヤ、Q2ではミディアムタイヤの使用が義務付けられている。燃料が少ない状態での走行に関しては、Q1とQ2で良い成績を出す可能性を最大限に高めることに集中した。そのアプローチが功を奏したと思う」

「前夜に行った変更はポジティブな結果を出した。そのため、2台揃ってQ2に進むことができたのだ。非常に難しいセッションで、トラフィックを管理し、トウが重要な役割を果たした」

「ミディアムタイヤで走ったQ2で高い競争力を発揮したものの、Q3に進めるだけの速さはなかった。前とのギャップは非常に小さかったが、終盤のラップが完璧ではなく、裕毅は11番手、リアム(・ローソン)は12番手という結果になった」

「これから決勝に焦点を切り替える。明日はポイント獲得を目指していくつもりだ」

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 13番手(1分22秒297:ミディアムタイヤ/28周)
予選 11番手(Q1=4番手1分21秒852:ハードタイヤ/Q2=11番手1分21秒594:ミディアムタイヤ)

 昨日はとても苦労しましたが、FP3で走り出した時からマシンの感触は大幅に良くなっていました。マシンに多数の変更を加えたことが、今日うまく機能し、大きな前進を果たすことができました。

 ですが、最後にもっと良いラップを走れたと思うので、自分自身にがっかりし、とても悔しく思っています。チームに謝罪します。マシンにはQ3に進むペースがあったと思うからです。チームは良い仕事をしてくれましたし、予選中のトラックポジションも良かったです。でも僕はいくつかの箇所でタイムをロスしました。フラストレーションは自分自身に対するものです。

 明日については、レースペースは悪くなさそうですし、トップ10のすぐ下からスタートするため、うまくまとめあげていけば、ポイント獲得の可能性はあると思います。