ロバンペラ「優勝できるとは思っていなかった」/2023年WRCギリシャ デイ4後コメント
■Mスポーツ・フォードWRT
●オット・タナク(#8 フォード・プーマ・ラリー1)/総合4位
「全体的に困難な週末だった。主催者にとってだけでなくギリシャ全体にとってね。本当にトリッキーだったし、彼らにとっては間違いなく大変な仕事だったから、そこから抜け出したのは見事だった。ラリーの面では、天候がいかに早く変化して、それによってすべてを変えてしまうのかがわかった」
「これは僕のお気に入りのイベントのひとつで、ステージはクールだし、実際にはそれほど荒れていないんだ。道路にはいい流れがあるし、ほとんどの場所は道幅がとても広いので、そうしたステージは楽しめるよ」
●ジョルダン・セルデリディス(#9 フォード・プーマ・ラリー1)/総合16位
「総合16位で、ギリシャ人ドライバーとしては1位だ。僕はそれを目標にしていたが、達成する必要があった! 1位のギリシャ人ドライバーであることは僕にとって大きな意味があるんだ」
「フレッド(・ミコレット/コドライバー)と僕は素晴らしい一週間を過ごした。パンクも大きなトラブルもなく、まずまずのスピードを出せていた。だからとても満足しているよ!」
■ヒョンデ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合18位
「今週末は運に見放された。昨日はラリーをリードできていて、タイヤ戦略も適切だったし、マシンの挙動も良かった。サスペンションの故障が起きるまでは、すべてが完璧に進んでいたが、残念ながら勝利を逃すことになった」
「今日はドライビングを楽しめたし、マシンのフィーリングはとても良かったので、週末の終わりはポジティブだった。タイトル獲得の希望はこれで消えたかもしれないが、今は先を見据えてシーズン残りのイベントで勝利を目指しているよ」
●エサペッカ・ラッピ(#4 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合5位
「自分たちのやり方でラリーを終えることができて良かった。終盤のステージを楽しんだよ。積極的に攻めていたが、そのアプローチのせいでタイムをロスしてしまった。それでも2日間問題を抱えていた後だから、トラブルのない一日は素晴らしかったし、走行を楽しめた」
「今日は全体的にはOKだけれど、週末全体についてはそうではない。もっと良くなる必要があるし、次回はそうなるよ」
●ダニ・ソルド(#6 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合3位
「最終ステージではあらゆることを試した。エルフィン(・エバンス)はラリー中に少々不運に見舞われていたけれど、素晴らしいドライビングをしていた。今週末の自分のパフォーマンスにはあまり満足していないが、なんとか3位で終えることができた。今日はそれを目指して走ることができたし、とても楽しめたよ」
「このようにドライブする機会をまた与えてくれたチームには大きな感謝を捧げたい。彼らはマシンを改善しようとつねに努力して、僕がもっと良い仕事をするようプッシュしてくれたから、これからも引き続きそうしていくよ」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合優勝
「もちろん、いい週末だった。このラリーはいつもトリッキーで、レッキの段階からすでに難しいコンディションだったし、とてもタフな一週間だったね。大きなチャレンジで、出走順がトップだったので1位でフィニッシュできるとは思っていなかったし、30ポイントも獲得できたことが信じられないよ」
「昨年のギリシャでは最初から最後まで苦戦したが、今年は出走順トップでも他のクルマと戦うことができた。非常に強いクルマを用意してくれたチームに感謝している」
「土曜日は、トラブルに巻き込まれることなく、この種のラリーでは常に必要なことだが、クルマとタイヤをいたわりながら走行し、非常にいい戦いができた。そして、パワーステージではいつものように本当に頑張って走った。この後は一貫性を保ち、次のラリーに集中しなくてはならないと考えている」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合2位
「アップダウンの激しい週末だった。土曜の日中を振り返ってみると、ラジエータにダメージを受けながらも、ラリーに残れたのはとてもラッキーだったと思うよ。そこで1分以上タイムをロスしたのだから、全体を考えれば2位まで挽回できたことに満足するべきだろう」
「ダニ(・ソルド)から終始プレッシャーを受けていたので、ファイナルステージに入ってもタイトな展開だったが、最終的に2位でフィニッシュし、パワーステージポイントも獲得できたので良かった。今回はカッレがとても強く、チャンピオンシップの面では完璧とはいえない週末だった」
「カッレを祝福するけれど、自分たちはこれからも全力で戦い続けるつもりだ。チームにとっては、信じられないような素晴らしい結果になった。昨年から今年にかけて、大きな飛躍を遂げたチームを称賛したい」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合10位
「自分が望んでいたようなラリーにはならなかったが、そういうこともある。非常に荒れたコンディションで、運を味方につける必要があるラリーだったが、残念ながら昨日は問題が積み重なりストップせざるを得なかった」
「今日はパワーステージでベストを尽くしたが、出走順がかなり早かったので、そう簡単ではなかったね。全体的に見れば、この週末にいいパフォーマンスを発揮することができたのはポジティブなことだ」
「それが報われることはなかったが、少なくともチームがラリーとパワーステージの両方でワン・ツーを達成したのは、両選手権にとって本当に良かったと思う」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合6位
「ギリシャは総合6位でフィニッシュ。2本のパンクや冷却系などの問題もあり残念でしたが、ラフなラリーでの課題も見えたので今後に向けて改善していきます」
※X(旧Twitter)より