2023年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)のフリー走行1回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は13番手だった。

 南北アメリカ大陸3連戦の最後となるサンパウロGP。この週末は今シーズン最後のスプリント形式で開催されるため、フリー走行はこの1回のみとなり、この後は日曜日のレースのスターティンググリッドを決めるための予選が行われる。サンパウロGPに持ち込まれたタイヤは、ハードがC2、ミディアムがC3、ソフトがC4だ。

 気温30度、路面温度42度というコンディションで、現地時間11時半にセッションがスタート。レースコントロールが発表したセッション中の降水確率は20%だ。序盤は全車がハードで走行し、トップはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)でタイムは1分13秒138。0.025秒差の2番手にセルジオ・ペレス(レッドブル)、0.066秒差の3番手にラッセルが続く。

 中盤に入ると角田がいち早くミディアムに履き替え、1分12秒802をマーク。ラッセルもミディアムを投入し1分11秒865でトップに立つが、多くのマシンが再びハードでコースに出て行った。ハースの2台はソフトを投入し、ニコ・ヒュルケンベルグが1分11秒928で2番手、昨年ポールポジションを獲得したケビン・マグヌッセンは1分12秒592で3番手につけた。ヒュルケンベルグはランド・ノリス(マクラーレン)と接触したが、この件はセッション後に審議が行われることになっている。

 上記の通りハード勢は最初に履いたタイヤ、つまりユーズドでロングランを行うなか、アルピーヌの2台は2セット目のハードを投入した。終盤になって各車ミディアムやソフトを投入し、フェラーリのサインツが1分11秒732でトップ、ルクレールが1分11秒840で2番手とフェラーリがワンツーでセッションを終えた。一方でソフトやミディアムの新品を温存したチームも多く、レッドブルのフェルスタッペンとペレス、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはハード1セットでこのFP1を走り切った。