F1サンパウロGP(ブラジルGP)の予選で、3人のドライバーが、ピット出口で低速で走行し、他車の妨害をしたとして、ペナルティを受けた。

 サンパウロGPを前にFIAは、予選中、ピット出口で停止し、他車の走行を妨げる行為を禁止すると通達、ギャップを築くために待機したいドライバーは、他車の邪魔にならないよう、所定の位置にいるよう求めた。

 サンパウロGPに向けて発行されたレースディレクターズ・イベントノートには、次のように記されている。

「F1競技レギュレーション第33.4条によれば、ドライバーは不必要に低速で走ることは許可されていない。これにはピットレーンのファストレーンでマシンを停止することも含まれる」

「シュートアウトと予選において、ドライバーはピット出口のライトとSC2ラインの間でギャップを作ることはできる。そうすることを希望するドライバーは、ピット出口の道の右側から他のドライバーたちが追い越すことができるよう、できる限り左に寄る必要がある」

 予選後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)のピット出口での振る舞いについて、調査が行われ、3者全員に違反があったとして、2グリッド降格ペナルティが科された。

「メキシコで発生した状況を避けるために、このイベントのレースディレクターズ・イベントノートには、SC2ラインを超える前にギャップを築くためにピット出口で低速走行を行うことは許可されるが、その場合にはドライバーは、他のドライバーが右側から通過できるよう、できる限り左にとどまらなければならないと定めた、特定の条項(第14項)が加えられた」とスチュワードは述べている。

「ラッセル/オコン/ガスリーは、ピットを出て、アウトラップの準備をしていた。クリアラップを取るためにギャップを築こうと低速で走ったが、この時、完全に左側にとどまることはできていなかった。その結果、レースディレクターの指示が意図したとおりに、後続のマシンがオーバーテイクすることができなかった」

「これはレースディレクターズ・イベントノートの第14項の文言と精神に明らかに違反している」

 予選でラッセルは6番手、オコンは12番手、ガスリーは13番手を獲得したが、それぞれ日曜決勝グリッドにおいて2位降格される。