レッドブルのセルジオ・ペレスは、彼のペースが戻るのは時間の問題だと考えており、ブラジルでの力強いパフォーマンスに続いて、ふたたび調子が戻るのを感じているという。

 ペレスはF1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)のスプリントレースを3位でフィニッシュしたが、日曜日のグランプリではフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)と白熱のバトルを繰り広げたものの、3位の座を奪われて表彰台を逃した。チームメイトのマックス・フェルスタッペンに及ばなかったペレスだが、今シーズン初めの彼が持っていたスピードと一貫性を発揮した。それはサウジアラビアとアゼルバイジャンでペレスに優勝をもたらしたものだ。

「ここ数回の週末ではペースが出ていると思うが、どういうわけかすべてをまとめ上げることができなかった」とペレスは先週末のレース後にコメントした。

「そうできるのは時間の問題だと思う」

「表彰台に上がりたかったが、負けて痛みを感じていると言わざるを得ない。でもフェルナンドのことはうれしく思っている。彼は素晴らしいレースをしたからね」

 ペレスはブラジルで4位フィニッシュを果たしたことで、ドライバーズ選手権の2位争いにおいてルイス・ハミルトン(メルセデス)との間に十分な差をつけることができた。あと2ラウンドを残す現在、ペレスはハミルトンを32ポイント差でリードしている。

「チャンピオンシップの点でよい週末だった。2位の座に近づいたからだ」

「ベガスを楽しみにしている。僕たちの力を発揮できるのは時間の問題だと考えている」

 サンパウロでのペレスの力強い週末を、レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーも認めた。ホーナーは、期待されていた水準を上回るペレスのパフォーマンスを称賛した。

「チェコ(セルジオ・ペレスの愛称)は今日(日曜日)素晴らしい走りをしたと思う」とホーナーは語った。

「彼は(ターン)2で少しふらついたので、今日はストレートで非常に速かったフェルナンドの挑戦を許してしまった」

「彼は防御にベストを尽くした。だがこの週末にチェコはルイスを12ポイント上回ったので、彼にとって非常に力強い週末だったと思う」

「昨日(土曜日)は3位だった。予選ではイエローフラッグが出たために9番手となったが、そこから4位になったので、彼は多くのポイントを獲得した。チェコは当然ながらタイヤから多くのものを引き出し、9番グリッドからスタートしてトラフィックを抜けなければならなかったが、非常に素晴らしい仕事をした」

「特にソフトタイヤを履いていた終盤では、彼にはより速さがあった。だがフェルナンドはしたたかで、マシンのポジショニングが非常にうまかった。ふたりの間で最高のレースが繰り広げられた。ふたりがホイール・トゥ・ホイールの戦いをしているのを見るのは本当に面白かった」

「今日のチェコは、我々が知っている能力を持つ彼だったと思う。これで彼が常に優れたパフォーマンスを発揮するストリートコース、つまりベガスとその1週間後のアブダビに臨むのに必要な後押しが得られるだろう」