11月10日、2023年MotoGP第18戦マレーシアGP MotoGPクラス初日のプラクティスがセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は21番手となり、予選Q1からのアタックとなる。

 今季最後となる3連戦緒戦のマレーシアGP初日には、午前にフリー走行1回目が行われ、中上はフロントにソフトタイヤ、リヤにハードタイヤの1セットのみで終始アタック。序盤から2分01秒台に入れ、その後も徐々にタイムを削っていくが、2分01秒537が自己ベストとなり、21番手と厳しい走り出しとなった。

 続いて午後のプラクティスでは次第に雲が多く広がり、気温はやや上昇するも、路面温度は42度と午前とほぼ同条件での走行となった。ブレーキングの安定性が良い反面、コーナーリングの接地感が弱く、立ち上がりでのリヤタイヤのスピニングに中上は悩まされていたようだ。それでも、ファーストアタックから自己ベストを更新していくが、2分00秒の壁をなかなか突破できずにいた。

 セッション中盤頃には、フロントとリヤともにミディアムの新品タイヤに履き替えると、1分59秒755まで自己ベストを縮めることに成功。その後も最後までアタックを行って1分59秒台をマークするが、それ以上のタイムアップは図れず、トップから1.932秒差の21番手となった。

 中上は、今大会も初日から厳しい走りだしとなってしまい、予選もQ1からのアタックとなる。2023年シーズンは今大会を含めると残すところ3戦となったが、今回のマレーシアGPから最終戦バレンシアGPまでトリプルヘッダーとなる。中上は、今季ポイント獲得するも、シングルフィニッシュが難しい状況が続いているが、今大会を含む3戦でどのような戦いぶりを見せてくれるだろうか。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(プラクティス:21番手)
「マシンのフィーリングは前戦よりもよくなりましたが、今大会はリヤグリップに苦しんでいます。コーナーの立ち上がりでタイムをロスしているので、この状況を修正してスプリントに挑みたいです」