11月11日、2023MotoGP第18戦マレーシアGPのスプリントレースがセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、アレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が優勝を飾った。

 午前中に行われた予選では、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がオールタイムラップレコードを更新してポールポジションを獲得した。バニャイアとタイトル争いを展開するホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)は、Q2の終盤に転倒を喫しながらも、2番手。3番手はエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)で、今季初めてフロントロウに並んだ。

 また、4番手にアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)、5番手にルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)、6番手にマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)が続き、トップ6、2列目までをドゥカティライダーが占める結果となった。

 スプリントレースは気温33度、路面温度51度のドライコンディションで始まった。好スタートを切ったバニャイアがトップに立ち、2番手にアレックス・マルケス、3番手にバスティアニーニ、そしてマルティンが4番手に続く。マルティンのマシンにはサイティングラップでフロントフォークのウイングが外れるトラブルが発生したが、グリッド上で修復された。

 序盤はバニャイアとアレックス・マルケスが抜け出しつつあるかと思われたものの、2周目の最終コーナーでアレックス・マルケスがバニャイアをパスしようとしてはらみ、マルティンにオーバーテイクを許す。ただ、アレックス・マルケスはすぐにマルティンから2番手を奪い返し、バニャイア、マルティン、アレックス・マルケスのトップ3に、ジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、バスティアニーニなどが続く。

 トップのバニャイアを2番手のアレックス・マルケスが僅差で追従し、6周目、ついにアレックス・マルケスがトップに立つ。さらにバニャイアはマルティンにもかわされ、3番手に後退した。トップ3のオーダーは、アレックス・マルケス、マルティン、バニャイアとなる。

 アレックス・マルケスはトップを守り、スプリントレースでは2度目の優勝を飾った。2位はマルティン、3位はバニャイアが獲得している。4位はバスティアニーニで、スプリントレース、決勝レースを通して今季の自己ベストリザルトとなった。また、トップ4までをドゥカティライダーが占めている。5位はバスティアニーニと0.068秒差だったビンダー、6位はミラーだった。

 8番グリッドスタートのファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は16位、20番グリッドスタートのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は3周目の14コーナーで転倒を喫し、レースに復帰して21位。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は21番グリッドからスタートし、19位だった。