11月12日、2023年MotoGP第18戦マレーシアGP MotoGPクラスの決勝がセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロは5位、フランコ・モルビデリは7位で終え、ともにポイントを獲得した。

 初日から比較的好調さを見せているヤマハ勢だが、クアルタラロはスプリントのスタートで大きく出遅れ、さらにタイヤ圧に悩まされ、思うようなレース展開ができていなかった。そんなクアルタラロは、朝のウォームアップ走行をトップで終え、決勝に向けて気合い十分な様子が伺えた。

 迎えた決勝はドライコンディションとなり、クアルタラロとモルビデリを含む全ライダーがフロント、リヤともにミディアムタイヤを選択した。クアルタラロは好調なスタートを切って5番手、モルビデリは16番手でオープニングラップを終える。

 2周目には、集団の中でクアルタラロは8番手までポジションを下げるが、前を走るジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)の後ろにつけて追撃していく。モルビデリは14番手に順位を上げると、転倒やリタイアが相次ぐなかで、着実に順位を上げていく。

 モルビデリは、クアルタラロの背後に迫るファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ・レーシングMotoGP)とともに8番手争いを繰り広げる順位までポジションを上げていた。そんななか、12周目には追撃を行っていたクアルタラロが、11コーナーでミラーを捉えて6番手に浮上。

 さらに、前を走るマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)とのギャップも一気に詰めると、クアルタラロが先行。その後方ではモルビデリもジャンアントニオとミラーをパスして7番手に浮上していた。そしてクアルタラロは5番手、モルビデリは7番手を最後までキープしてチェッカーを受けた。

■ファビオ・クアルタラロ(決勝:5位)
「とても満足しているよ。絶好のスタートを切り、絶好の1ラップ目を走ることができた。ジャック(・ミラー)をパスするのに時間がかかってしまったために、タイヤを消耗してパフォーマンスが大幅に低下してしまった。そのなかでは5位が最大限の結果だったと思っている。このような戦いができたことで、メンタルにもいい刺激になったよ」

■フランコ・モルビデリ(決勝:7位)
「素晴らしいウイークになった。レースのなかではコンスタントにペースを維持し、たくさんのポジションをリカバーすることができた。今週末の仕事に満足しているし、最終日の今日も力強い戦いができたから、ますますハッピーな気持ちになったよ。マシンがとても好調で、ストレートでもオーバーテイクでも非常に速く走ってくれたんだ」