リチャード・ウェストブルックはチップ・ガナッシ・レーシングと決別し、2024年はJDCミラー・モータースポーツへと復帰することとなった。彼はティメン・バン・デル・ヘルムとともに、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にポルシェ963でフル参戦する。

 彼らの5号車ポルシェ963には、長距離耐久戦においてフィル・ハンソンが加わる。さらに1月の開幕戦デイトナ24時間では、ベン・キーティングが第4ドライバーとして復帰することになった。彼は2022年のデイトナで、同チームのキャデラックDPiのメンバーに加わっていた。

「ポルシェ963での2023年シーズンには非常に満足している」とチームマネージングパートナーのジョン・チャーチは語った。

「昨年はすべてのGTPチームにとってすべてが初めてだったが、我々全員は膨大な量の知識を得ることができた」

「2024年に向けて、我々は若さと経験のバランスを保つことになるが、より重要なのは、我々のドライバー全員がIMSAでのプロトタイプの豊富な経験を持つことだ」

「このドライバーラインアップとポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカのサポートにより、我々はIMSAウェザーテック選手権で優勝を争える立場に立つことができる」

 ウェストブルックがJDCミラーと最後にレースを戦ったのは2022年シーズンで、キャデラックDPiクルーの一員としてフル参戦し、デイトナ、セブリング、ロングビーチで3度の表彰台を獲得した。

 なおウエストブルックは2023年、アール・バンバー/アレックス・リンとともにWEC世界耐久選手権でチップ・ガナッシが運営する2号車キャデラックVシリーズ.Rをドライブ。ル・マン24時間レースでは、総合3位表彰台にも登壇した。

 GMのスポーツカーレースプログラムマネージャー、ローラ・ウォントロップ・クラウザーは、11月上旬にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたWEC最終戦で、来季のキャデラックのドライバーラインアップについて「何のサプライズも予期していない」と語り、現状維持を示唆していた。

 しかしチップ・ガナッシ・レーシングがソーシャルメディア上の声明で、ウエストブルックとの決別を認めたことにより、チームには来シーズンに向けてWECのラインアップを刷新する必要が生じている。