11月13日、NTTインディカー・シリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は、長年ドライバーを務めるグラハム・レイホールと契約を延長。複数年契約を結んだと発表した。

 グラハムがRLLに加わったのは2013年。グラハムの実の父であり、インディアナポリス500マイルレースの覇者でもあるボビー・レイホールがチーム共同オーナーを務めるRLLでグラハムは、キャリア6勝のうち 5勝を獲得している。

 2017年のデトロイト戦を最後に優勝から遠ざかっているものの、2023年シーズンでは、第14戦インディアナポリスと第16戦ポートランドでポールポジションを獲得。第14戦では2位フィニッシュを果たし、優勝まであと一歩の活躍を見せた。

 引き続きRLLの15号車をドライブすることになったグラハム。

 「新たな契約を結ぶことができて、とても興奮しているよ。これからもチームの改善を続けていきたい」

「2023年シーズンの終わりには、僕たちには一体何ができるのか、そしてこれからどうあるべきなのかということが少しずつ見えてきたんだ。もちろん、僕たちが継続的な成功を収めるためには、まだまだやるべきことが多くあるが、僕は徐々に見えてきた成長の兆しにとても興奮しているんだ」

「僕にとっては、このチームを代表し続けることが重要なんだ。これからも(共同オーナーの)父さん (ボビー)やマイク(ラニガン)、デイビッド(レターマン)たちとチームスタッフの皆のために素晴らしい仕事をしたいと思っているよ」と語った。



 2023年シーズンは、主にロード/ストリートコースで速さを見せたRLL。チーム共同オーナーのボビーはグラハムの契約延長について、「グラハムの2023年シーズン後半のパフォーマンスを誇りに思う」と語った。

「2023年の彼はポールポジションを2回獲得し、第14戦インディアナポリスでは多くの周回をリードした。これらすべてが、彼の今の実力を示している。グラハムはまだまだレースに勝つことに貪欲だよ」

 ボビーと同じくチーム共同オーナーのラニガンも、「グラハムと契約することは、インディカーという激しい世界での成功を助けるに違いない」

「私は過去18年間、グラハムと一緒に仕事をしてきた。最初は彼も17歳だったが、その後何年もインディカードライバーとして、レースだけでなくコース外でも成長しつづけてきた。彼が積み重ねてきた経験と知識は、チームが今最も欲しているものなんだ」とコメントしている。

 2023年シーズンのグラハムは、前半はインディ500で予選落ちを喫するなど悔しい想いをしたが、後半には2度のポールポジションと1度の表彰台を獲得するなど、確実に速さを取り戻しつつある走りを見せていた。2024年シーズンこそは、7年ぶりの勝利を掴むことが出来るだろうか。