MotoGP第19戦カタールGPの初日セッションが ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、プラクティスはラウル・フェルナンデス(クリプトデータRNF・MotoGPチーム)がトップで終えた。

 チャンピオン争いを展開するホルヘ・マルティン(プリーマ・プラマック・レーシング)は7番手、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は8番手で、ともにQ2へのダイレクト進出を決めている。

 ロサイル・インターナショナル・サーキットでナイトレースとして行われるカタールGPは、例年、シーズンの開幕戦として開催されていた。しかし、2023年は路面の全面的な再舗装により、11月の第19戦として設定された。なお、コースレイアウトの変更はない。

 全ライダーが初めて新しい路面を走ることになるため、タイヤサプライヤーのミシュランは、フロントタイヤにソフト、ミディアム、そして2種類のハードを用意。リヤタイヤにはソフト、ミディアム、ハードという3種類のコンパウンドを持ち込んた。

 また、右足の骨折の回復に努めるアレックス・リンス(LCRホンダ・カストロール)は引き続き欠場で、今大会もイケル・レクオーナが代役を務める。

 フリープラクティス1は、気温27度、路面温度36度のドライコンディションで行われた。全ライダーにとって新しい路面での初走行となったこのセッションで、序盤はフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップ、2番手にチームメイトのエネア・バスティアニーニが続いた。3番手はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ・レーシングMotoGP)。バニャイアとチャンピオン争いを展開するホルヘ・マルティン(プリーマ・プラマック・レーシング)は、4番手につける。

 セッション終盤、タイムアタックが始まり、残り時間5分でマルティンがトップタイムをマーク。1分56秒393を記録したマルティンがフリープラクティス1をトップで終えた。2番手はヨハン・ザルコ(プリーマ・プラマック・レーシング)、3番手はバニャイア。4番手にはラウル・フェルナンデス、5番手にはフランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が続いた。

 午後8時から始まったプラクティスは、気温24度、路面温度27度のドライコンディション。このセッションでは中盤にアプリリア勢が上位を占め、残り時間20分の時点で、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)がトップ、2番手がラウル・フェルナンデス(クリプトデータRNF・MotoGPチーム)、3番手がミゲール・オリベイラ(クリプトデータRNF・MotoGPチーム)という状況だった。

 その後、ディ・ジャンアントニオがこれまでのオールタイムラップ・レコードに接近する1分52秒892を記録してトップに浮上し、ここからタイムの更新が相次ぐ。残り時間1分でビニャーレスがオールタイムラップ・レコードを更新するタイムを叩き出したかに思われたが、黄旗区間の通過によりラップタイムが取り消しとなった。

 プラクティスをトップで終えたのは、ラウル・フェルナンデス。2番手はディ・ジャンアントニオで、ビニャーレスは3番手。4番手がブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、5番手はアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)だった。

 マルティンは7番手、バニャイアは8番手で、ともにQ2へのダイレクト進出を決めている。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)も10番手に入り、Q2に進出した。

 ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は21番手、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は22番手に終わり、苦しいセッションとなった。