スーパーGT第6戦SUGOのレース中のアクシデントによる怪我で入院し、その後のレースを欠場して療養していた山本尚貴が、11月18日に更新したSNSで退院したことを報告した。山本は2か月ぶりに自宅に帰り、家族との再会、そして医療チームやファンに感謝を記した。

「経過良好とのことで無事に昨日退院することができました」と、自身のSNSを更新した山本尚貴。

 スーパーGT第6戦SUGOのレース中、ストレート上でGT300マシンからの接触を受けてコントロールを失い、アウト側のガードレールに激しく衝突して上方に跳ねたマシンは空中で1回転して着地、マシンが全損するという大きなクラッシュに見舞われた山本尚貴。その後、精密検査で『外傷性環軸椎亜脱臼』及び『中心性脊髄損傷』との診断を受けて、入院生活を送っていた。

 11月18日に更新したSNSでは、入院の際に手首に巻いたネームバンドの写真をアップして「あのアクシデントの翌日から手首に丸2ヶ月巻いて一緒に過ごして来たこのネームバンドにハサミを入れました」と報告。

「入院中お世話になりました先生方、そして励ましてくださった皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、自宅で子供からもらったクマの人形と手紙の写真も掲載。

「2ヶ月振りに帰宅した自宅では熱烈な歓迎を受けました。数日内にまた病院に戻ることがないように気を付けながら家族と過ごしたいと思います」と山本はSNSの最後を締めた。

 山本が怪我で入院してから、スーパーGTではチームが『フッカツヲマツ!』の文字をマシンに刻み、スーパーフォーミュラの現場でも親しいドライバーや関係者が山本の個人キャップを被り、スーパーGT第7戦、第8戦のスタート前に坂東正明GTA代表も山本のキャップを被ってグリッドを闊歩するなど、多くのレース関係者、そしてファンから応援されていた山本尚貴。

 まずはこのオフ、しっかりと体力を回復して鋭気を養い、そして来季、サーキットでは多くのレース関係者、そして多くのファンが山本の元気な姿を待っている。