2023年F1ラスベガスGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは3位を獲得、優勝したマックス・フェルスタッペンと共に表彰台に上った。

 11番グリッドのペレスは、スタート直後にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がスピンしたため、回避行動を取り、その際にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)に追突してしまい、フロントウイングにダメージを負った。1周目の終わりにピットインして新しいノーズを装着、タイヤを交換し、ペレスは18番手でコースに復帰。他のドライバーたちがピットインするなか、ハードタイヤで走り続けたペレスは、22周目にトップに立った。セーフティカー出動中にピットインを済ませたペレスは、ステイアウトしたルクレールの後ろ2番手に。その後、ふたりは何度かポジションを入れ替えながら走り、最終ラップまでペレスが前の位置を維持していたものの、ターン14でルクレールに抜かれ、チェッカーフラッグまでわずか数百メートルのところで2位を奪われた。

 しかしペレスは今回のリザルトにより、ドライバーズランキング2位の座を確定させた。レッドブルがドライバーズ選手権で1位と2位を獲得したのは初めてのこと。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=3位(50周/50周)
11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

 スタート直後からとても激しいレースだった。フロントウイングにダメージを負った時には、すべて終わったと思ったが、その後、ハードタイヤで走ったスティントでペースがとても良かったために、戦える位置へと戻ることができた。

 セーフティカーが僕にとって適切なタイミングで出動し、その後はうまくいきそうに思えた。シャルルをオーバーテイクした後、彼を引き離すことができると思ったんだ。でも僕のマシンはウイングでダウンフォースを少し多くつけすぎていたために、シャルルを引き離すことができなかった。2位を失ったのは残念だった。トップスピードが少し不足していた。

 チーム初のドライバーズ選手権ワンツーを達成することができて、とても誇りに思う。僕たちにとって歴史のなかの大きな出来事だ。とても激しい一年で、好調なときはものすごく好調で、低調なときはとても低調だった。ドライバーとして、ひとりの人間として、あの困難な時期から立ち直ることができたことが、今シーズン、僕が得た最も大きな収穫だ。精神的にかなり厳しい時もあったけれど、すべての問題を何とか乗り越えて、やるべき仕事を成し遂げた。チームと、僕と支えてくれたすべての人たちに感謝する。