11月20日、PETRONAS MIE Racing Honda Teamはスーパースポーツ世界選手権(WSS)における2024年シーズンの体制を発表し、ライダーには鳥羽海渡とカイルール・イダム・パウィを起用する。

 MIEレーシングは森脇緑代表が率いており、2019年にSBKに参戦したモリワキ・アルティア・ホンダ・レーシングを引き継いだチームだ。2020年からホンダCBR1000RR-Rを使用してスーパーバイク世界選手権(SBK)参戦しているが、パートナーシップの解消による体制変更や休戦など、参戦開始から2年間は不安定な参戦体制が続いていた。

 2022年から2台体制でSBKを戦っているMIEレーシングは、2023年からSBKに加えてWSSにも参戦を開始してタラン・マッケンジーとアダム・ノルディンを擁して2台体制でエントリー。さらにマレーシアの国営石油企業であるペトロナスと新たに契約し、マシンカラーリングも一新してペトロナスカラーで戦っていた。

 そんなMIEレーシングは、2024年シーズンにマッケンジーとノルディンの両ライダーをSBKに昇格させることを11月2日に発表。そのことを受け、2024年シーズンにおけるWSSの体制が今回発表され、鳥羽とパウィがエントリーすることになった。

 鳥羽は2014年にアジア・タレント・カップの初代チャンピオンに輝いたライダーだ。2017年からロードレース世界選手権のMoto3で戦っており、2023年でフル参戦7年目を迎えた。2024年シーズンは長年戦ったMoto3を離れ、初のWSSで戦うことになる。

 鳥羽のチームメイトを務めるのは、Moto2とMoto3への参戦経験があるマレーシア人ライダーのパウィだ。2023年はアジアロードレース選手権のSS600クラスで戦っているが、WSSには第12戦スペインでPETRONAS MIE Racing Honda Teamよりワイルドカード参戦も経験。レース1は21位、レース2は19位とともに完走を果たしており、2024年はフル参戦となる。

 そんな鳥羽とパウィが、2024年はPETRONAS MIE Racing Honda Teamで、ペトロナスカラーのホンダCBR600RRを駆ることになる。