11月23日、TEAM MUGENが2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権の参戦体制を発表した。チーム在籍6年目を迎える野尻智紀が継続参戦するとともに、TEAM MUGENと複数年契約を締結。そして、野尻のチームメイトとして2023年はFIA F2に参戦した岩佐歩夢を起用することが明らかにされた。

 2023年は野尻、そしてF1に参戦するレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリのリザーブドライバーを務めたリアム・ローソンという布陣で挑み、チームタイトル2連覇を飾ったTEAM MUGEN。2024年シーズンもスーパーフォーミュラへは2台体制でエントリーし、ドライバーズタイトル獲得、そしてチームタイトル3連覇を目指す。

 エースナンバーである16号車には、2021年、2022年シーズンのドライバーズチャンピオンであり、2023年シーズンは1戦欠場がありつつも最終戦までタイトルを争った野尻が継続起用される。なお、TEAM MUGENは野尻と複数年契約を締結したことも明らかにしており、チームは「野尻智紀選手の豊富な経験を生かしたエンジニアリングへのフィードバックをもとに、更なるチーム力強化を目指し複数年契約を締結、ドライバーズチャンピオン奪還を目指します」としている。

 野尻は「来シーズンもTEAM MUGENから参戦します野尻智紀です。2019年からTEAM MUGENに所属し6年目を迎えるわけですが、チャンピオンを獲得するという目標だけではなく、これまで培った経験とチームとの信頼関係をもとに、より強固なチームとなるよう岩佐歩夢選手と共に取り組んでいきます」とコメント。

「そして、この取り組みをするにあたり、チームからオファーがあり意見合意し複数年契約を結ぶことになりました。チームもリスクを伴う決断だと思いますが、この決断が自分自身のパフォーマンスをさらに引き出すものと確信し、チャンピオン奪還を目指します」と野尻は述べている。

 一方、15号車には2022年、2023年とF1のサポートレースとして開催されているFIA F2を戦った岩佐が起用されることが明らかにされた。岩佐は2024年シーズンも、ホンダの育成プログラムであるホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)、そしてレッドブルの育成プログラムであるレッドブル・ジュニア・チームの一員としてTEAM MUGENからSFデビューを迎える。

 鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(現:ホンダレーシングスクール鈴鹿・フォーミュラクラス)のスカラシップを獲得後、海外でキャリアを重ね、久々の国内レース参戦となる岩佐は「来季TEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦できることを嬉しく思います。チャンピオン獲得経験のある野尻智紀選手、そして経験豊富なチームの一員としてレースを戦えることに本当にワクワクしています」とコメント。

「世界の頂点を目指し、その立場に居続けるという『夢』の実現に向けて、一戦一戦、野尻選手から速さと強さを学びながら、優勝そしてチャンピオン獲得を狙います。ぜひ応援に来てください。サーキットで会いましょう! よろしくお願いします」

 TEAM MUGENのチーム監督は引き続き、田中洋克氏が務める。なお、23日時点で2台の担当エンジニアについては明らかにされていない。

■TEAM MUGEN 2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権 参戦体制
チーム名:TEAM MUGEN(チーム・ムゲン)
監督:田中洋克
16号車:野尻智紀
15号車:岩佐歩夢