2023年MotoGP第20戦バレンシアGPが終了した翌日の11月27日、スペインのリカルド・トルモ・サーキットで、2024年シーズンに向けたMoto3とMoto2のテストが行われた。中量級のMoto2クラスからは小椋藍(MT Helmets - MSI)と佐々木歩夢(Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp)が参加した。

 現地はレースウイークと気温も大きく変わらず、晴れのドライコンディション。2024年からワンメイクタイヤがダンロップからピレリに変更されることで、全ライダーが初めて試した。

 また、小椋はIDEMITSU Honda Team AsiaからMT Helmets - MSIへの移籍で、シャシーはカレックスからボスコスクーロに変更。佐々木はMoto3クラスからのステップアップで中排気量マシンに慣れることに時間を使った。

 トップはアロンソ・ロペス(Beta Tools SpeedUp)の1分33秒061だった。

■小椋藍(MT Helmets - MSI):1分34秒116 トップから1.055秒差
「チームとバイクとタイヤが新しくなり、全部の様子見という感じでした。ボスコスクーロは細かいことを言えばもちろん違いますが、そんなに違うわけではありません。ピレリタイヤはダンロップと比べると少しグリップが良いというだけで、使い方は変わらない気がします。今日は、同じタイヤで約20周走りましたが、そんなにタレはなかったですね。1分33秒前半を出しているライダーはちょっとしたタレを感じるのかもしれませんが、僕はとくに感じませんでした」

■佐々木歩夢(Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp):1分35秒642 トップから2.581秒差
「初日の目標はトップから約2秒の差で終われれば上等だと思っていたので良かったです。600ccも1000ccもあまり乗ったことがないので、実際初めての大きいバイクで、みんなとほとんど変わらないぐらいのタイムで走れたので良かったです」

「しっかりバイクをとめないといけないし、ブレーキングポイントは押し込めているので、そこからタイヤをスピンさせながら曲げていくかが自分の冬休みの課題で、学んでいきたいです。自分は体が小さいから、もう少しキープできるようにスタミナは確実に上げてかないといけません。Moto2ではあと体重を3キロくらい増やさないといけないので、冬のトレーニングで腕と足の筋肉を上げていけたらいいなと思います」