インビクタ・ビルトゥジ・レーシングは11月27日、2024年シーズンのFIA F2を戦うドライバーラインアップを発表した。2023年FIA F3チャンピオンであり、マクラーレン育成のガブリエル・ボルトレートと、アルピーヌ育成のクッシュ・マイニを起用すると明らかにした。

 2023年はジャック・ドゥーハンとアムーリ・コルデールを起用し、チームランキング5位でシーズンを締め括ったインビクタ・ビルトゥジ・レーシングだが、2024年シーズンに向け、ドライバーラインアップを一新することとなった。

 FIA F2初参戦となるガブリエル・ボルトレートはブラジル出身の19歳。2020年にイタリアF4でシングルシーターデビューを果たすと、2021年にフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパにステアップアップ。2022年に同選手権でシリーズ6位となると2023年はトライデントからFIA F3に参戦。勝利数は2勝にとどまるも、シーズンを通して手堅くシングルフィニッシュを重ねたこともあり、最終戦となった第10戦モンツァの予選終了時点でシリーズタイトルを決めていた。また、ボルトレートは2023年FIA F3シーズン終了後の10月には、マクラーレンのドライバー育成プログラムに加入している。

「2024年シーズン、インビクタ・ビルトゥジ・レーシングとともにFIA F2に参戦することを発表できて、とても興奮している」とボルトレート。

「彼らは過去、チームランキングで3回2位となったが、僕たちの目標はチームにとっての最高のポジションを目指すことだ。2023年にはポールポジションと優勝も果たしているから、2024年は年間を通じて彼らとともに強力で、一貫したストーリーを築いていきたい」

「新たなマシンでチャンピオンシップに臨むことになる。最初の課題は、迅速かつ効率的に適応し、最高のかたちで1年をスタートさせることだね。2023年シーズンはFIA F3タイトルを獲得し、個人的にも大きく成長することができた。2024年もドライバーとして、進化のプロセスを続け、キャリアの次のステージで自然と勝利を飾れるドライバーになりたいと思っている」

 また、ボルトレートのチームメイトにはFIA F2参戦2年目を迎えるクッシュ・マイニがカンポス・レーシングから移籍。アルピーヌ育成ドライバーであり、元F1王者ミカ・ハッキネンの指導を受ける23歳のインド人は「2024年のFIA F2でインビクタ・ビルトゥジ・レーシングに加わることになり、とても興奮しているし、感謝している」とコメント。

「彼らはFIA F2、そしてGP2時代から素晴らしい実績を持っており、このチームでレーシングドライバーとしてさらに成長できることを楽しみにしている。僕を信頼してくれたインビクタ・ビルトゥジ、そしてサポートしてくれたアルピーヌ・アカデミーと、僕のマネジメントチームに心から感謝している。ワークショップにたくさんのトロフィーを持ち帰ることができるよう、ベストを尽くすよ」

 11月29日〜12月1日には、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットにてFIA F2ポストシーズンテストが開催され、ボルトレート、マイニは同テストよりインビクタ・ビルトゥジ・レーシングのマシンのステアリングを握る。