2023年12月から年を跨ぎ2024年2月までに全5戦を予定するAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズの2023/2024シーズンが、まもなく開幕のときを迎える。

 今季も各クラスのチャンピオンチームにル・マン24時間レースの自動招待権が与えられる同シリーズは既報のとおり、マレーシアのセパン・サーキットがシーズンカレンダーに復帰。12月1〜3日に行われる開幕戦と第2戦の舞台となっている。

 そのセパン・ラウンドにはLMP2、LMP3、GTの3クラスに合計39台、のべ117名のドライバーがエントリーリストに名を連ねている。11台が出場するトップカテゴリーのLMP2クラスでは、昨季2023年のドライバーズチャンピオンであるサリ・ヨルックとチャーリー・イーストウッドが、TFスポーツからタイトル防衛に挑戦する。

 一方、2023年のチャンピオンチームであるDKRエンジニアリングは、ラオレンツ・ホアとアレクサンダー・マッチュール、WEC世界耐久選手権ハイパーカードライバーのトム・ディルマンを起用した。

 WEC・LMP2“最後のチャンピオン”となったルイ・デレトラズは99レーシングでアジアン・ル・マンにデビューし、アハマド・アル・ハーティとニキータ・マゼピンと99号車オレカ07・ギブソンをシェアする予定だ。

 リジェJS P320・ニッサンの“実質ワンメイク”となったLMP3クラスには5台がエントリー。この中にはクール・レーシングやハイクラス・レーシング、2022年シーズンのLMP3チャンピオンシップにおいてワン・ツーを記録したCDスポーツといった著名なスポーツカーチームが含まれている。

 LMP2クラスの2倍超、LMP3比では5倍に迫る計23台での戦いとなるGTクラスには8つの異なるGT3メーカーが集結。アテンプト・レーシング(アウディ)をはじめ、EBM(ポルシェ)、ゲットスピード(メルセデスAMG)、オプティマム・モータースポーツ(マクラーレン)など有名なGT3チームが数多く参戦する。

 また、AFコルセ(フェラーリ)やプロジェクト1(BMW)、TFスポーツ(アストンマーティン)などのWEC参戦チームも名を連ねており、日本からはDステーション・レーシング(アストンマーティン)の星野敏/藤井誠暢/キャスパー・スティーブンソン組が出場予定だ。

 このクラスはGT3メーカーから世界トップレベルのGTドライバーたちが派遣されている点も魅力のひとつだ。ランボルギーニ・ワークスドライバーのマルコ・マペッリをはじめ、ダビデ・リゴン、ロブ・ベル、クリストファー・ハーゼ、マッテオ・カイローリ、ジュール・グーノン、ルカ・ストルツ、ジョニー・アダムといった豪華メンバーが、各チームの助っ人ドライバーとして招聘されている。

 いよいよ開幕する2023/2024アジアン・ル・マン・シリーズのセパン・ラウンドは、12月1日(金)13時30分からフリープラクティス1(FP1)が行われ同日夕方にFP2も実施される。翌2日(土)朝に行われる予選のあと開幕戦の決勝は14時にスタート。第2戦の決勝は3日(日)の14時から。レース時間はともに4時間となっている。